ノエル・ギャラガーは観客の中にいたミュージシャン志望の人物と話をする映像がオンラインにアップされている。
このやりとりは現地時間7月17日にカーディフ城で行われた大規模な屋外公演で起きたものとなっている。
自身のソロ作やオアシスの楽曲を次々と披露したセットリストの中盤でノエル・ギャラガーは進行を止めて、話しかけてきたファンとの会話に興じている。
観客が撮影した映像の中でノエル・ギャラガーは自身の作品が入ったCDを手渡そうとしてきた観客と話しながら、冗談交じりに対応している。
「バンドをやっているのか? そうか、バンドをやっていないのか。じゃあ、CDには何が入っているんだ?」とノエル・ギャラガーはその観客に語りかけている。「ソロ・アーティストってことだよな? そんな髪型なのに?」
その観客が自分の髪型はノエル・ギャラガーを参考にしたものだと伝えると、ノエル・ギャラガーは次のように応じている。「何だって? 俺を真似たのか? どこがだよ。全然、俺みたいな髪型じゃないよな。何を言っているんだよ。お前はパーマだしな」
サムという名前で活動しているというそのミュージシャンをからかった後、ノエル・ギャラガーは自身の娘をステージに上げて演奏させようとする母親のリクエストにも対応している。「お前の娘にギターを弾かせようというのか? 正気かよ。クラックでも吸っているのか? 君の母親だよな。彼女っていつもこんなにうっとうしいのか?」
「よし、他に才能のある奴はいるか。列を作ってくれ、一人ずつな……ここは『Xファクター』でも『カーディフズ・ゴット・タレント』でもないんだよ」
観客が撮影した映像はこちらから。
この日の公演ではノエル・ギャラガーは“Don’t Look Back In Anger”をサッカーのイングランド代表に捧げている。
ライヴを“Don’t Look Back In Anger”で締めくくるにあたって、曲を紹介する時にノエル・ギャラガーは次のように語っている。「この曲はサッカーのイングランド代表のために歌うよ」
サッカーのイングランド代表は現地時間7月14日にUEFAユーロの決勝戦でスペイン代表に2対1で敗れている。
ノエル・ギャラガーは今年5月にマンチェスター・シティのプレミア・リーグ3連覇に際して受けたインタヴューで自分は「イングランド代表のファンではない」と冗談めかして語っていた。
ユーロでイングランド代表としてプレイすることになるフィル・フォーデンが気にかかるかと訊かれたノエル・ギャラガーは次のように答えている。「俺はイングランド代表のファンではないんだ。アイルランド代表のファンなんだ。いい夜を」
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズはフジロックフェスティバル ‘24でヘッドライナーを務めることが決定している。
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