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アイアン・メイデンのヴォーカリストだったブルース・ディッキンソンとポール・ディアノは初めて対面したことが明らかになっている。

これは現地時間7月13日にクロアチアのザグレブで実現したもので、ブルース・ディッキンソンは同都市でソロ・アルバム『ザ・マンドレイク・プロジェクト』を引っ提げて公演を行っており、ポール・ディアノは新バンドであるウォーホースのデビュー・アルバムのプロモーションで同都市を訪れていた。

ポール・ディアノはメンバーが固まる前の1978年にアイアン・メイデンに加入しており、1980年発表のデビュー・アルバムと1981年のセカンド・アルバム『キラーズ』に参加している。ブルース・ディッキンソンはポール・ディアノに代わる形で1981年にバンドに加入している。

対面の様子は動画で公開されており、車椅子のポール・ディアノは膝の手術を待っている自身の健康状態について「ハーレーにすぐに乗れるようにはならないだろうね」と語っており、ブルース・ディッキンソンは「それじゃあ飛行機で移動しなくちゃならないんだ」と応じている。

先日、ブルース・ディッキンソンはバンドとソロでの制作過程の違いについて語っている。

『メタル・ハマー』誌のインタヴューでブルース・ディッキンソンはアイアン・メイデンの活動とは別にソロ・アルバムを作る理由について語っている。「アイアン・メイデンが楽しくないわけではないけど、子どものように遊ぶことはしないからね」

「スティーヴ・ハリスというのはすごく具体的に指示を出す人で、その通りにやらなければいけないんだよ。常にそうやってきたし、まさにそれでうまくいっているからね」

「このアルバムは僕にとってとても個人的な歩みであり、すごく誇りに思っているよ。ロイ・Zと私で長年にわたって計画して、曲を書き、レコーディングしてきたんだ。やっとみんなに聴いてもらえるのが楽しみだよ」

アイアン・メイデンは2024年9月に来日公演を行うことが決定している。

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