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メタリカは通算5作目となる通称『ブラック・アルバム』が全米アルバム・チャートに750週ランクインしたことが明らかになっている。

現地時間7月15日、米『ビルボード』誌はソーシャル・メディアで今回の記録を発表している。1991年にリリースされたアルバムはその後、散発的に累計14年以上にわたってチャートインしている。

この記録を達成したアルバムはわずか4枚だけで、『メタリカ』を上回るのはピンク・フロイドの『狂気』による990週、ボブ・マーリーの『レジェンド』による843週、ジャーニーの『グレイテスト・ヒッツ』による813週という3枚のみとなっている。

アルバム『メタリカ』からは“Enter Sandman”、“The Unforgiven”、“Nothing Else Matters”、“Wherever I May Roam”、“Sad But True”という5曲がシングルカットされている。

アルバムの30周年を記念して、2021年には53曲のカヴァー・トラックを収録した『メタリカ・ブラックリスト』がリリースされており、アレッシア・カーラ、ロイヤル・ブラッド、ゴースト、リナ・サワヤマ、マイリー・サイラス、サム・フェンダー、セイント・ヴィンセント、コリィ・テイラー、フィービー・ブリジャーズ、アイドルズ、カマシ・ワシントンら、幅広いアーティストが参加している。

先日、ジェイムズ・ヘットフィールドはバンドが今後“The Unforgiven”の第4弾を書くかどうかについて語っている。

1991年にメタリカは『ブラック・アルバム』からのセカンド・シングルとして“The Unforgiven”をリリースしている。6年後、『リロード』には“The Unforgiven II”が収録されており、2008年発表の『デス・マグネティック』には“The Unforgiven III”が収録されている。

ファンからは第4弾を切望する声も上がっているが、ジェイムズ・ヘットフィールドは“The Unforgiven”の三部作と第4弾があるかどうかについて語っている。

“The Unforgiven”のサーガは終わったのかとファンからポッドキャストで尋ねられたジェイムズ・ヘットフィールドは笑いながら次のように答えている。「死んだわけじゃないから。まだ死んだわけじゃないから、完結はしていないよ」

ジェイムズ・ヘットフィールドは次のように続けている。「“The Unforgiven IV”になるのかどうかは分からないけどね。それは分からない。言ってしまうと、違うことになるからね」

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