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あるジャーニーのファンはスティーヴ・ペリーになりすました人物に12万2000ドル(約1950万円)を騙し取られたと語っている。

警察の調書によれば、オハイオ州に住む75歳の女性は今年1月からスティーヴ・ペリーをかたる人物とフェイスブックでやりとりをしていたという。

スティーヴ・ペリーになりすました人物は「ビジネスチャンス」があり、「自分の暮らしには女性が必要だ」と語っていたとのことで、それから数ヶ月にわたってワッツアップのアプリを通してやりとりをして、送金を行っていたとされている。

彼女は銀行振込で「スティーヴ・ペリーをかたる人物が指定した様々な州の様々な人物」に72000ドルを振り込み、スティーヴ・ペリーをかたる人物に50000ドルのギフト・カードを送ったという。

スティーヴ・ペリーをかたる人物が身分証明書の写真を要求して、「さらに金銭を要求する」ようになったことで、女性は騙されていることに気づいたということで、「別々の道を行く」ことにした上で警察に通報している。

警察はFBIのインターネット犯罪苦情センターの通報するように伝えたとのことで、記事執筆時点ではウェストレイク警察署が捜査を続けている。

一方、スティーヴ・ペリーは音楽への復帰を考えていると語っており、米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューで新しいレーベルと契約して、新しい音源に取り組むことを計画していることを明かしている。

スティーヴ・ペリーは次のように語っている。「すごく楽しみなんだ。音楽的にものすごくクリエイティヴな人たちともうすぐ仕事をする機会があるんだ」

ジャーニーについてはヒット曲“Don’t Stop Believing”が米『フォーブス』誌によって史上最も売れた楽曲に認定されており、RIAAによる18枚目のプラチナ・ディスクを獲得している。

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