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パール・ジャムのフロントマンであるエディ・ヴェダーはコンサートをキャンセルしたことについて「死にそうな体験」をしたと語っている。

先日、パール・ジャムはロンドン公演とベルリン公演をキャンセルすることになっており、7月6日にバルセロナで行われた公演のアンコールでそのことに言及している。

“Just Breathe”と“Wasted Reprise”の間でエディ・ヴェダーは次のように語っている。「言わせてもらうなら、先週は死にそうな体験をしたんだ。つらかったし、怖かったよ。肺の気管支炎みたいな感じでね。息ができないくらいで、夜を越えられなくなって、病院に行かなければならなかったんだ」

エディ・ヴェダーはチームで感染したのは「数人だった」と説明している。「この命がどれだけ貴重なものかが分かったよ。今夜この会場にいる人たちのように素晴らしい人々の下に行って、演奏できる星で暮らしていることが幸運だと思った。苦しい体験だったし、すぐには忘れないんじゃないかな。今夜のこともすぐには忘れないよ」

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パール・ジャムは6月29日にロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムで予定されていた公演をキャンセルしており、その後、7月2日・3日に予定されていたベルリン公演もキャンセルしている。キャンセルの発表時にバンドは次のように述べている。「この決断が私たちに与える影響は計り知れないものです。多くの人々がチケットを入手して観に来るのに時間とお金と感情的なエネルギーを費やしたことは分かっていますし、みなさんをがっかりさせて心が痛みます」

一方、パール・ジャムは今年4月に通算12作目となるアルバム『ダーク・マター』をリリースしているが、エディ・ヴェダーはその後も「1枚か2枚」素晴らしいアルバムがあると語っている。「歳を取ると、今を生きることが上手になるんだ。時間がそんなに残されていないと理解することが大きな割合になってくる。だから、ゴールは音楽を作り続けることなんだ」

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