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デヴィッド・ボウイの死から1ヶ月が経つが、彼と未亡人のイマン・アブドゥルマジドとを出逢わせたヘアメイクのテディ・アントリンが他界し、イマンが追悼の言葉を寄せている。

デヴィッド・ボウイの未亡人イマン・アブドゥルマジドがヘアメイクのテディ・アントリンを追悼している。

テディ・アントリンは25年前、イマン・アブドゥルマジドをデヴィッド・ボウイに紹介した人物で、デヴィッド・ボウイのワールド・ツアーに4回帯同している。

ツイッターでイマン・アブドゥルマジドはこう綴っている。「安らかに。テディ・アントリン……淋しくなるわ」

18ヶ月の闘病の末デヴィッド・ボウイが亡くなって1ヶ月後に、テディ・アントリンは68歳で他界した。この悲報は、飾らない心のこもった言葉でデヴィッド・ボウイの公式フェイスブック上に公表された。

https://www.facebook.com/davidbowie/photos/a.424610777664.193516.30899502664/10153228289417665/

追悼文は以下のように綴られている。「悲しみをもって、ここにテディ・アントリンが他界したことをお知らせいたします。テディはデヴィッドのヘアメイクとして何回もツアーやビデオ撮影や写真撮影で活躍してくれました。彼は惜しまれることになるでしょう」

デヴィッド・ボウイ逝去を受けての『サンデー・ピープル』紙の独占インタヴューでは、テディ・アントリンは彼がどのようにしてデヴィッド・ボウイに彼の未来の妻イマン・アブドゥルマジドを紹介したか明かしていた。

テディ・アントリンはロサンゼルスで、某ショウビズ界のパーティにおいて彼女に出会ったという。「最初は彼女に話しかけたくなかった」と後に認めている。

「あまりにもありがちだと思った。『何てお美しい』なんて言ったらさ。でも、結局そう言ったよ。それで会話が始まって閃いたんだ」

テディ・アントリンはデヴィッド・ボウイと彼女との出会いを「一目惚れだった」と表現している。また彼は1992年の2人の結婚式ではヘアメイクを担当している。

先月、デヴィッド・ボウイ他界の後、彼はこうも語っている。「最後の2、3年は何かがおかしいと感じ始めたよ。彼は静かすぎた。僕は何も知らなかったし、何か噂を立てたくもなかった。ただ、僕の個人的な感覚でそう感じたんだ」

「彼はごく少数の人にしか知らせていなかった。彼が亡くなったと分かったときはショックだったよ。脳みそが突然嵐になって、まともに考えられなかった。翌日の朝8時まで眠れなかった」

「眠りから覚めて、これはとんでもない夢を見たんじゃないかと思って、テレビのニュースをつけたよ。そしたら、もちろんデヴィッドの写真がいっぱいで、夢じゃなかったんだ」

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