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エルヴィス・プレスリーはブルーのスウェード・シューズがオークションで高額で落札されている。

ブルーのスウェード・シューズは6月28日にデヴィズで開催されたヘンリー・アルドリッジ&サンによるオークションで12万ポンド(約2500万円)で落札されている。予想落札額は10万ポンドから12万ポンドとなっていた。

エルヴィス・プレスリーはカール・パーキンスのヒット曲“Blue Suede Shoes”をカヴァーした後にこの靴を購入しており、1950年代を通してインタヴューや公の場にこの靴を履いて登場しており、最も知られているのは『スティーヴ・アレン・ショウ』に出演して“Hound Dog”を披露した時となっている。

エルヴィス・プレスリーは1950年代後半に米軍に徴兵された際、この靴を友人に譲っていた。

オークショニアのアンドリュー・アルドリッジはこの靴について「エルヴィス・プレスリーについて話をする際に真っ先思い浮かべる」ものであり、「ポピュラー・カルチャーを上回る」ものと評している。

「エルヴィス・プレスリーは米軍に入隊する時、グレースランドで送別会を開いており、2階にいた人たちに軍から復帰した時に必要になるかといったことを考えずに、服をあげてしまいました。この靴をもらったのはエルヴィス・プレスリーの地域マネージャーで、友人であったアラン・フォータスでした」

長年にわたってこの靴は様々な展覧会で展示されてきたが、エルヴィス・プレスリーの親友で、自身もエルヴィスの記念品を集めた博物館を運営していた歌手のジミー・ヴェルヴェットによって本物であることが確認されているとアンドリュー・アルドリッジは述べている。

今年5月、エルヴィス・プレスリーの孫であるライリー・キーオはその邸宅として有名なグレースランドの競売を阻止しようと訴訟を起こしており、判事は売却を差し止めている。この売却は詐欺によって行われようとしたもので、ナイジェリアを拠点とする詐欺師が動いていたことが明らかになっている。

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