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フォンテインズD.C.はニュー・アルバムのリリースに伴ってUKの小さな会場でいくつかのライヴを行うことが発表されている。

グリアン・チャッテン、カルロス・オコンネル、コナー・カーリー、コナー・ディーガン、トム・コールから成るフォンテインズD.C.はソーシャル・メディアでレコード店と協力して小さな会場でライヴを行うことを発表している。

フォンテインズD.C.はバンケット・レコーズと共にキングストンのプリジムで公演を行う他、ラフ・トレードと共にリヴァプールのコンテント、リフレックスと共にニューカッスルのボイラー・ショップでライヴを行う。

フォンテインズD.C.は今年11月にUK&ヨーロッパ・ツアーを行うことが決定している。

今週、フォンテインズD.C.は8月23日にリリースされる通算4作目となるニューアルバム『ロマンス』より“Favourite”がミュージック・ビデオと共に公開されている。

グリアン・チャッテンは“Favourite”について次のように語っている。「“Favourite”には果てしないサウンドがあり、それは幸福感から悲しみへの連続的なサイクルであり、この2つの世界が永遠に回転しているんだ」

“Favourite”のミュージック・ビデオは、バンド自身が監督したもので、最近マドリードを訪れた際の記録となっている。マドリードは、ギタリストのカルロス・オコンネルが生まれ育った街であり、バンドが初めてのツアーの拠点とした街でもあることから、フォンテインズD.C.にとっては縁の深い街となっている。

コナー・ディーガンはミュージック・ビデオについて次のように語っている。「このビデオは、俺たちが知らなかった、互いの子供時代の過去を回想するためのものだ。自分たちが大人になってから親密になった人たちの、幼かった頃を見ることで、彼らの背景を理解することができるし、その背景の名残をある程度感じることもできる」

「このビデオは、俺たちの友情に敬意を表し、さらには自分たちが大切にしている人間関係にも心を寄せるきっかけになればと思う。俺たちの母親、父親、兄弟、叔父叔母、祖母、祖父。今まだ一緒にいる人たちも、残念ながら亡くしてしまった人たちも。俺たちは互いとのつながりを失っていないし、再び一人前になることを恐れない。俺たちは、こんな試練に満ちた世界でもロマンスを抱き続けていく」

フォンテインズD.C.はフジロックフェスティバル ‘24に出演することも決定している。

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