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メタリカのフロントマンであるジェイムズ・ヘットフィールドはバンドが今後“The Unforgiven”の第4弾を書くかどうかについて語っている。

1991年にメタリカは『ブラック・アルバム』からのセカンド・シングルとして“The Unforgiven”をリリースしている。6年後、『リロード』には“The Unforgiven II”が収録されており、2008年発表の『デス・マグネティック』には“The Unforgiven III”が収録されている。

ファンからは第4弾を切望する声も上がっているが、ジェイムズ・ヘットフィールドは“The Unforgiven”の三部作と第4弾があるかどうかについて語っている。

“The Unforgiven”のサーガは終わったのかとファンからポッドキャストで尋ねられたジェイムズ・ヘットフィールドは笑いながら次のように答えている。「死んだわけじゃないから。まだ死んだわけじゃないから、完結はしていないよ」

ジェイムズ・ヘットフィールドは次のように続けている。「“The Unforgiven IV”になるのかどうかは分からないけどね。それは分からない。言ってしまうと、違うことになるからね」

ジェイムズ・ヘットフィールドは次のように説明している。「“The Unforgiven III”は自分を許すことについてだった。そういう要素はまったくなかったんだけどね。特に最初の曲はそうだった。“The Unforgiven II”は中間くらいの感じだね。“The Unforgiven III”は自分を許せないとして、どうすれば自分を許せるのかについてだった。締めくくりだと思っていたけど、もっと生まれるかもしれない。分からないけどね」

ラーズ・ウルリッヒは昨年『NME』に対してドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』がメタリカのファンベースに与えた影響について語っている。同ドラマのシーズン4では重要なシーンで“Master of Puppets”が使われている。

「13歳や14歳の子がたくさん初めて観に来てくれるんだよ。自分たちのライヴには常に青春の要素があって、去年の夏にあった『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の現象もそうだよね。何もないところから、突然、若い世代にメタリカを紹介してくれることになったんだ」

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