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ケンドリック・ラマーはライヴ初披露曲やサプライズと共にロサンゼルスのフォーラムで行われた「ザ・ポップ・アウト:ケン&フレンズ」のコンサートを締めくくっている。

ケンドリック・ラマーは現地時間6月19日にロサンゼルスのフォーラムで米奴隷解放記念日を記念してライヴを行い、その模様はアマゾン・ミュージックで生配信されている。

ドレイクとの対立が再燃して以来、初めてとなったライヴでケンドリック・ラマーはライヴをドレイクに向けた“Euphoria”の初披露から始め、観客のシンガロングで迎えられている。

新しいヴァースでケンドリック・ラマーはドレイクにトゥパックの指輪を返すように求めており、次のようにラップしている。「Give me Tupac ring back and I might give you a little respect(トゥパックの指輪を返してくれ。そうしたら、少しはお前をリスペクトするかもしれない)」ドレイクはトラヴィス・スコットとの“Meltdown”でトゥパックの指輪をオークションで買ったとラップしている。

ケンドリック・ラマーはこの日ジーンズに白のTシャツ、赤のパーカーという出で立ちで、トゥパックは1994年のコンサートで同様の服装をしていた。

ケンドリック・ラマーは“Euphoria”の後、“DNA.”、“ELEMENT.”、“Alright”、“Swimming Pools”といった曲を披露しており、ジェイ・ロックを迎えた後は“Money Trees”や“King’s Dead”が演奏されている。

ケンドリック・ラマーはドレイクに向けた“6:16 in LA”も初披露して、スクールボーイQを迎えて“Collard Greens”と“That Part”を演奏している。

“King Kunta”や“HUMBLE.”といったキャリアを彩る楽曲の後には3月に公開されてドレイクとの対立を再燃させることになった“Like That”を披露している。

その後、サプライズでドクター・ドレーも出演しており、“Still D.R.E”と“California Love”の後には「Pssst, I see dead people」という囁きと共に“Not Like Us”が始まっている。

ケンドリック・ラマーは6回繰り返しで“Not Like Us”を披露しており、最後にはスティーヴ・レイシー、ブラック・ヒッピー、YG、ビッグ・ボーイといったゲストをステージに迎えている。

この日のセットリストは以下の通り。

‘Euphoria’ (live debut)
‘DNA.’
‘ELEMENT.’
‘Alright’
‘Swimming Pools (Drank)’
‘Money Trees’ ft. Jay Rock
‘WIN’ ft. Jay Rock
‘King’s Dead’ ft. Jay Rock
‘6:16 In L.A.’ (live debut)
‘Collard Greens’ ft. ScHoolboy Q
‘THat Part’ ft. ScHoolboy Q
‘King Kunta’
‘m.A.A.d city’
‘HUMBLE.’
‘Like That’ (live debut)
‘Still D.R.E.’ ft. Dr. Dre
‘California Love’ ft. Dr. Dre
‘Not Like Us’ ft. Dr. Dre
‘Not Like Us’ (x2)
‘Not Like Us’ ft. Mustard
‘Not Like Us’ ft. Mustard, Black Hippy, Steve Lacy, YG, Big Boi and more (x2)

この日、“Not Like Us”をプロデュースしたDJマスタードはオープニングでDJセットを披露しており、タイ・ダラー・サイン、スティーヴ・レイシー、タイラー・ザ・クリエイター、ロディ・リッチ、YGといったゲストを迎えている。


https://x.com/ComplexMusic/status/1803588581182603767

『コンプレックス』によれば、「ザ・ポップ・アウト:ケン&フレンズ」のコンサートにはNBA選手のレブロン・ジェームズ、ジェームズ・ハーデン、ラッセル・ウェストブルック、コービー・ホワイト、デマー・デローザンも訪れている。

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