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ホールジーは健康問題がありつつも「幸運にも生きている」として新曲“The End”を公開している。

インスタグラムの投稿でホールジーは治療中の様々な場面での写真や動画を公開しており、そのうちの1枚はマスクに「1日目」と書かれている。

最初の動画の中でホールジーは次のように語っている。「おばあちゃんになったみたい。あと2年は病気でいようと自分に言い聞かせた。私は30歳で、生まれ変わっているところ。私は病気になんかならない。すごくホットに見えるようになって、エネルギーで溢れるようになる。20代と30代をやり直すのよ」

「長い話を簡単に言うと、幸運にも生きていることができた。短い話を饒舌に言うと、私はアルバムを書いた」とホールジーはキャプションに綴っている。「それは“The End”から始まる。今、リリースされたわ」として、ルーパス・リサーチ・アライアンスとルキミア&リムフォーマ・ソサエティがチャリティでタグ付けされている。“The End”の収益は両団体に寄付される。

“The End”の音源はこちらから。

“The End”はシンプルなアコースティック・ギターによるバラードで、ホールジーの病気についての苦悩が謳われている。「Every couple of years now, a doctor says I’m sick/Pulls out a brand new bag of tricks/And then they lay it on me(何年かごとに医者には病気だと言われる。新しいものを一切合切試してみる。そして、お世辞を言われる)」とホールジーは歌っている。「I finally found a lover/Who’s better for my liver, and now I’ll finally recover(やっと恋人を見つけた。肝臓にいい人。これで治るはずよ)」

ホールジーは「フォー・マイ・ラスト・トリック」というサイトでニュー・アルバムも予告している。年代物の品々を使ったサイトでは「Master Mystifier」、「You Won’t Find Me Here」、「Southern Belle」、「Candy」といったフレーズが登場している。

「I have something you tell you」と書かれた切り抜きをクリックすると、メールアドレスの登録を求められ、右上にあるチケットの半券をクリックすると、手紙には次のように書かれている。「こんにちは。ホールジーです。お久しぶりです」

「お分かりかもしれませんが、ニュー・アルバムを書きました。ただ、言うべきことを言うにはどうしたらいいか、考える時間が必要でした。“削除済”のものを抱えていて、私はそれを出す必要があったのです」

「このレコードで明かされることはたくさんあるけれど、まず知ってほしい話があります。シングルやアルバムの混沌と紙吹雪の前に、なぜそれが重要なのか、伝えなければならないのです。6月4日に新曲を公開します。私たちのためだけのものです。“The End”から始めましょう」

今年3月、ホールジーはスタジオでアレックス・Gと共に新曲に取り組んでいることを明かしていた。ソーシャル・メディアでホールジーは音源の一部を投稿して、プロダクション・デスクにアレックス・Gと座る写真を公開している。

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