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マドンナは伝記映画のプロジェクトを再始動させようとしていることが明らかになっている。

2020年に製作が発表された本作はマドンナが監督を務め、『JUNO/ジュノ』でアカデミー賞脚本賞を受賞したディアブロ・コーディと共に共同脚本も担当している。主演は『オザークへようこそ』への出演で知られるジュリア・ガーナーが最有力候補として報じられていた。

このプロジェクトについては先日閉幕した40周年を記念した「セレブレイション・ツアー」を理由に一旦無期限で休止されることが発表されていた。

しかし、ジュリア・ガーナーは映画のプロジェクトが一旦無期限で休止された後も製作サイドと連絡は取り続けていたとのことで、役作りのためにこの1年間、密かに歌とダンスのレッスンを受けていたと言われている。

今回、ハリウッドの情報筋は『ザ・サン』紙に次のように語っている。「マドンナはツアーを終えたばかりですが、頭の中では次のプロジェクトに向かっていて、伝記映画を作るという夢を叶えようとしています」

「ジュリア・ガーナーは依然として主演で、この1年間も連絡を取っていて、アイディアについて話をしていました。全力を注いで、魔法を生み出そうとしています」

情報筋は次のように続けている。「マドンナはクイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』とエルトン・ジョンの『ロケットマン』といった伝記映画が道を切り拓いてくれたと感じているのです」

「マドンナはよりユニークでドラマティックな作品を作ろうとしています。ユニバーサル・ピクチャーズはこのプロジェクトを取り付けようと、秘密裏に会合が行われています」

「残りのキャストを決めたり、撮影をアレンジしたり、脚本を完成させたり、やるべきことはたくさんあるんですが、今後12ヶ月以内に撮影を始めたいと考えています」

2022年、マドンナは映画の製作にあたって自分で実務を担うことにした理由について語っている。

「私は桁外れの人生を送ってきた。だから、桁外れの映画を作らなければならない。そして、この映画は先制攻撃でもある。というのも、多くの人が私に関する映画を作ろうとしていたから。そのほとんどは女性蔑視的な男だった。だから、最初の一歩を踏み出すことにした。『私以外、私の物語を語ることはできない』と言ったの」

当時、映画製作の進捗についてマドンナは次のように続けている。「すごく長い脚本があって、それを短くするのは大変だった。削っていくことをしたんだけど、まるで手足を切り落とされるかのようだった」

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