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ウルフ・アリスはブレイクスルーとなったEP『クリーチャー・ソングス』のリリースから10周年を記念して、同作をアナログ盤で再発することを発表している。

EP『クリーチャー・ソングス』はウルフ・アリスにとって3枚目のEPで、UKロック・シーンへの道筋をつけ、BBCによるサウンド・オブ・2015にもノミネートにも導いた作品となっている。

2014年5月26日にダーティ・ヒットよりリリースされた『クリーチャー・ソングス』はキャサリン・マークスによるプロデュースで、“Moaning Lisa Smile”、“Storms”、“Heavenly Creatures”、“We’re Not The Same”の4曲が収録されている。

今回、EPのリリースから10周年となったことを受けて、同作のアナログ盤が再発されることが発表されており、バンドはソーシャル・メディアでEPについて振り返っている。

https://x.com/wolfalicemusic/status/1795508024393568552

「10年前、ダーティ・ヒットよりEP『クリーチャー・ソングス』がリリースされた。ブリュッセルのICPスタジオで、女王であるキャサリン・マークスとレコーディングを行った」とウルフ・アリスはツイッターで述べている。

「私たちは『ザ・シンプソンズ』の引用とリズラのリコリス・ペーパーとビッグ・マフのエフェクターと思い出せない曲名のザ・ヴァインズの曲が好きな4人の子ねずみで、ドクターマーチンを履いて絶好調だった。いい時代だった」

「この作品を楽しんでくれたことに感謝しているし、フィジカル・リリースを待ち望む人はメーリング・リストに登録して、火曜日に目を光らせていて」

以降、ウルフ・アリスは2015年発表の『マイ・ラヴ・イズ・クール』、マーキュリー・プライズを受賞した2017年発表の『ヴィジョンズ・オブ・ア・ライフ』、2021年発表の『ブルー・ウィークエンド』という3枚のアルバムをリリースしている。

ブリット・アウォーズも受賞したウルフ・アリスはダーティ・ヒットとの契約が満了となり、コロンビア・レコーズに移籍したことが明らかになっている。

ウルフ・アリスのマネージャーであるスティーヴン・ターヴァナーが示唆したところによると、ダーティ・ヒットからの離脱は「突然のもの」ではなく「計画的な移籍」で、「ダーティ・ヒットのジェイミー・オボーンによる理解を得たもの」だという。バンドについてはソニー・ミュージック・エンタテインメントのCEOであるロブ・ストリンガーが「熱烈な支持者」であるとも報じられている。

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