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オアシスはよく知られているサルフォード・ラッズで「過去最大」の展覧会が開催されることが決定している。

ザ・スミスの『ザ・クイーン・イズ・デッド』のインナー・スリーヴにも登場するサルフォード・ラッズでは今回オアシスの巨大な展覧会『トゥギャザー・ウィル・フライ』が開催されることが決定している。この展覧会では貴重なここでしか見られない品々が展示されるとのことで、その中にはノエル・ギャラガーが所有する何十万ポンドのギターも含まれるという。

展覧会はビタースウィート・ホームが取り仕切るもので、プロップストア、マッドチェスター、ギオゴイがスポンサーに付いている。展覧会は「1992年から2009年、そして現在までのリリース、アイテム、写真、逸話」を網羅したものになるとされている。会場ではサイン入りマーチャンダイズの販売も行われる。

ビタースウィート・ホームのディレクターであるカイル・デイルは次のように述べている。「これほど歴史的な品々が一堂に会するのは、どのバンドにとっても、ましてやオアシスのように世界的に愛されているバンドにとってはこれまでなかったことです。オアシスはあの時代とその後の時代を定義することになりました。ファンにとって初期のデモから現在のソロ・プロジェクトまで、この決定的なコレクションを見ることができるのは本当に一度限りの体験になるでしょう」

「このミュージアムにふさわしい展覧会は『ディフィニトリー・メイビー』30周年ツアーのマンチェスター公演に合わせて開催されるものになります。リアム・ギャラガーが突然訪れてくれることを願いましょう」

展覧会は6月13日から16日にわたって開催される。6月13日にはラジオXのソフィー・スヴェインソンがDJを務めるVIPローンチ・パーティーが開催され、オアシスのアートワークを手掛けたマイクロドットのブライアン・キャノン、レコーディング・スタジオのニック・ブラインのトーク・イベントも開催される。収益の一部はサルフォード・ラッズに寄付される。

オアシスは1994年にリリースされたデビュー・アルバム『ディフィニトリー・メイビー』30周年記念盤の詳細が発表されている。

30周年記念デラックス・エディションにはノエル・ギャラガーとカラム・マリーニョが初めてミックスを手がけた、モノウ・ヴァレー・スタジオでの幻のオリジナル・レコーディング・セッションからの楽曲のほか、コーンウォールのソーミルズ・スタジオで録音された同アルバムからのアウトテイクが収録される。さらにはオリジナルLPのボーナス・トラック“Sad Song”の未発表デモ・ヴァージョンも収録されるとのことで、この別ヴァージョンではリアム・ギャラガーのヴォーカルが聴くことができる。

30周年を記念してアートワークも新しいものになるとのことで、オリジナル盤のアートデザイナーであるマイクロドットのブライアン・キャノンと、スリーヴ写真家のマイケル・スペンサー・ジョーンズが手がける新たなアートワークに、クリエイション・レコーズのアラン・マッギーと、ジャーナリストのヘイミッシュ・マクベインがライナーノーツを寄稿する。

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