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トラヴィス・ケルシーはチームメイトであるハリソン・バッカー選手の卒業スピーチについて「ほとんど」同意できないと語っている。

ハリソン・バッカー選手はベネディクティン・カレッジの卒業式でスピーチを述べており、その内容にはソーシャル・メディアで批判が寄せられている。

ハリソン・バッカー選手はテイラー・スウィフトの“Bejeweled”の歌詞も引用しており、「チームメイトの交際相手は『親しみは軽視を生む』と言っていますが、直接的に簡潔に言うと、私が思うに女性たちはひどい嘘をつかれてきたのです」と語っている。

ハリソン・バッカー選手は次のように続けている。「世界で成功するキャリアを歩む人もいるでしょうが、みなさんの多くは結婚と産み落とす子どもを最も楽しみにされているのではないでしょうか?」

今回、テイラー・スウィフトと交際しているトラヴィス・ケルシーは兄のジェイソンとのポッドキャストでこの卒業スピーチに言及している。

トラヴィス・ケルシーはハリソン・バッカー選手が友人で、「チームメイトと大切に思っている」としながらも卒業スピーチの内容については距離を置いている。

「彼が家族や子供たちを愛していることを除けば、彼の見識、特に宗教的な見識で彼のことを判断すべきじゃないと思っているんだ。私はクリーヴランド・ハイツにおいて違う社会階級、違う宗教、違う人種や民族で素敵な育てられ方をしたからね」

トラヴィス・ケルシーは母親と父親が家族として自分を養ってくれたことを誇りに思っていると語っている。「彼らは家族人で、保護者であり、日々人生においていてくれることが信じられないほどだった」

スピーチでハリソン・バッカー選手は男性の卒業生に対して「堂々と男らしさを発揮して」「男性蔑視的な文化と闘う」ようにアドバイスを送っている。また、彼はLGBTQ+コミュニティのプライドについて「大罪」と評している。

ハリソン・バッカー選手のスピーチはテイラー・スウィフトのファンやNFLからも反発を招くこととなっており、NFLは次のように述べている。「ハリソン・バッカー選手は個人的な立場で発言をしました。彼の見解は組織としてのNFLの見解ではありません。NFLは断固として包括性に取り組んでおり、それだけがリーグを強いものにしてくれると思っています」

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