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ミューズのフロントマンであるマシュー・ベラミーはパートナーであるエル・エヴァンスとの間に第二子が生まれ、マシュー・ベラミーの父親にちなんだ名前が付けられたことが明らかになっている。

母の日にマシュー・ベラミーに子どもが生まれたニュースはインスタグラムへの投稿で発表されている。

エル・エヴァンスのインスタグラムでは3歳の娘であるロヴェラ、マシュー・ベラミーの12歳の息子であるビンガムが赤ちゃんを抱っこする愛らしい写真も公開されている。

投稿では新しい赤ちゃんの名前がジョージであることも明かされており、これはマシュー・ベラミーの父親にちなんだものだと説明されている。

「新しい天使のような赤ちゃん、ジョージ・ジュリアン=ウェイド・ベラミーが生まれたことを発表できて喜んでいます」とエル・エヴァンスは述べている。

「2024年5月12日の日曜日に生まれました。母の日、そして亡き母の60歳の誕生日に生まれたことは特別過ぎる祝福です。名前はマシュー・ベラミーの父親であるジョージ、私の母親であるジュリー、私のカウボーイ・ダッドであるビリー・ウェイド・エヴァンスにちなんで付けられました。健康で、幸せに、ハンサムに生まれました」

マシュー・ベラミーの父親であるジョージ・ベラミーはザ・トルネードズのリズム・ギタリストとして60年代前半に知られており、ザ・トルネードズは“Telstar”で全米シングル・チャートで初めて1位を獲得したイギリスのバンドとしても記憶されている。

1962年にリリースされた“Telstar”は全英シングル・チャートで4位を獲得しており、ザ・トルネードズで最も知られている曲となっている。60年代末にザ・トルネードズは解散しており、70年代にザ・ニュー・トルネードズとして再結成して、マーティ・ワイルドやビリー・フューリーのバックバンドも務めている。

「エルとマット。二人とも可愛い赤ちゃんを産んで、家族を息子という形で広げてくれて、よくやってくれた」とジョージ・ベラミーはコメント欄で述べている。「私の名前、エルの母と父の名前を彼につけてくれて誇りに思う。ものすごく嬉しいし、みんなのことが大好きだよ」

エル・エヴァンスはインスタグラムの投稿で「順調に回復している」として、新生児と「天国のような至福の時」を過ごしていると述べている。

「献身的で、どの段階でも私の側に立ってくれる、ものすごく完璧な父親のマシュー・ベラミーに感謝しています。もう一人の素晴らしいベラミーを誕生させることができて光栄です」

マシュー・ベラミーとエル・エヴァンスは2015年から交際しており、2019年に結婚している。

ミューズのマシュー・ベラミーはアンドリュー・ガーフィールドが出演する『1984年』のオーディオブックの音楽を手掛けている。

ジョージ・オーウェルによるディストピアSF小説である『1984年』はアマゾンの「オーディブル」で4月4日にイギリスで配信される。ナレーションはアンドリュー・ガーフィールド、シンシア・エリヴォ、アンドリュー・スコット、トム・ハーディといった俳優陣が担当している。

マシュー・ベラミーは通算5作目のアルバム『ザ・レジスタンス』を作る時に『1984年』から大きな影響を受けたと語っている。「今回、読んでみて、よりラヴ・ストーリーとして受け取ったんだ」

マシュー・ベラミーは次のように続けている。「15年ぐらい前に学生時代に一度読んだんだけど、政治についての話だと思っていた。でも、今回、読んでみたら、ジュリエットとウィンストンのラヴ・ストーリーとして受け取ったんだよね」

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