ハード・ファイは10年以上ぶりとなるニュー・シングル“Don’t Go Making Plans”が公開されている。
“Don’t Go Making Plans”は11月1日にリリースされる同名のEP『ドント・ゴー・メイキング・プラン』から公開された最初の楽曲となっている。
“Don’t Go Making Plans”はバンドによれば、2022年の公序良俗法によって民衆による抗議活動の多くの側面を犯罪化しようとしたイギリス政府に触発されたもので、リスナーの思考を刺激することを意図しているという。
“Don’t Go Making Plans”のリリック・ビデオはこちらから。
「“Don’t Go Making Plans”はプロテスト活動に関するプロテスト・ソングなんだ。そうしたメッセージをなおポップ・ソングであるものに体現させたかった」とリチャード・アーチャーは語っている。
「クラブで踊れたり、ラジオでかかったりするような曲だよね。なぜなら、そういう曲は意味のない制限を回避して、本物の繋がりを持つことができる。政府はプロテスト活動を阻止するような法案を通過させたけど、ディストピア映画のようだよね」
「プロテスト活動のポイントというのは混乱なんだ。物事の必然的な流れを中断させ、国を動かしている人々に再考を促すんだ。特に人民が本当に必要としていることを気にかけない政府の場合はね」
ハード・ファイは10年以上ぶりとなる新曲と共にUKツアーを行うことを発表している。10公演に及ぶツアーは11月16日のヘイスティングズ公演から始まり、11月30日のロンドン公演で締めくくられる。
ハード・ファイは昨年の『NME』とのインタヴューで新曲の存在を予告していた。リチャード・アーチャーは新曲について「いろんなものがあるんだ」と語っている。「何かやりたいなとずっと思いながら、しばらく寝かせていたアイディアというのがあるんだ。他にも新しいものがある。まだ、初期段階だけど、今のハード・ファイが何を言いたいのか試行錯誤しているところなんだ。『スターズ・オブ・CCTV』は2005年当時よりも今のほうが通じると思うんだよね。多くの題材が予見的なところがあった。だから、言いたいことは何なのか、サウンド的に何をしたいのかを考えているところなんだ。何が響くのか、いろんなことを試しているんだよ」
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