ポール・マッカートニーは昨年、資産が大きく増えたことでミュージシャンとしてイギリス史上初のビリオネアになったことが明らかになっている。
ポール・マッカートニーは2024年版の『サンデー・タイムズ・リッチ・リスト』に入っており、ミュージシャンとしてイギリス史上初のビリオネアになっている。
ランキングでポール・マッカートニーはウラジミール・マクライとクリス・シェパードの間に位置する165位に入っている。このランキングによれば、過去12ヶ月で大きく資産が増えたことでポール・マッカートニーはビリオネアとなっている。
ここ1年間でポール・マッカートニーは資産が5000万ドル増えており、これは2023年に行ったツアーと彼の長大なディスコグラフィーが寄与していると思われる。ここにはザ・ビートルズの4人による最後の曲として11月にリリースされた“Now And Then”や映画『レット・イット・ビー』にまつわるプロジェクトも貢献していると見られている。
ビヨンセは最新作『カウボーイ・カーター』でポール・マッカートニーが1968年に書いた“Blackbird”をカヴァーしており、こちらも寄与していると考えられている。
音楽界からはエルトン・ジョンもランクインしており、彼は昨年のグラストンベリー・フェスティバル出ヘッドライナーを務めている。元スパイス・ガールズのヴィクトリア・ベッカムも夫のデヴィッド・ベッカムと共にランクインしており、ミュージカル作品で知られるアンドリュー・ロイド・ウェバーもランクインしている。
コングロマリットのヒンドゥジア・グループの会長であるゴピチャンド・パーマナンド・ヒンドゥジアが372億ポンドでUKで最も裕福な人物となっている。この数字は同紙が記録した史上最大の資産となっている。
ランキングは250人の人物で構成され、その総資産は7653億ポンドとなっており、これはポーランドの経済規模を上回ると『サンデー・タイムズ』は報じている。
ポール・マッカートニー&ウイングスはライヴ・アルバム『ワン・ハンド・クラッピング』が6月14日に正式リリースされることが決定している。
『バンド・オン・ザ・ラン』が7週連続で全英アルバム・チャートの首位の座に立っていた1974年8月、ポール・マッカートニー率いるウイングスはアビイ・ロード・スタジオに入って、ドキュメンタリーの映像作品を撮影し、あわよくばスタジオ・ライヴのアルバムを制作しようとしていた。そのライヴ・アルバムこそが『ワン・ハンド・クラッピング』で、公式にリリースされることは現在までなく、デヴィッド・リッチフィールド監督の下、4日間で撮影/レコーディングされた映像作品からは多くの海賊盤が出回ったことで知られている。
一部のトラックはポール・マッカートニーの公式作品にも収録されてきたが、今回初めて公式リリースされることが決定しており、同プロジェクトのためにデザインされたオリジナルのアートワークが使用され、当時は公開されずじまいとなったこの映像作品のテレビ局への売り込み用のパンフレットも付属する。その上、このパッケージにはカメラの回っていないところで録音された追加トラックも併録される。
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