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スリップノットは新ドラマーのエロイ・カサグランデが参加した初の新曲“Long May You Die”を準備していることが明らかになっている。

スリップノットはインスタグラムで新曲の存在についてインスタグラムへの短い投稿で明らかにしている。

スリップノットは新ラインナップの写真を改めて投稿しており、その中でファンの推測に言及している。

「スリップノットのファンの間で最近のレコーディング・セッションで書かれた新曲“Long May You Die”について話し合われているみたいだね。『君たちが正しいよ。間違いなく正しい』」とバンドは述べている。

記事執筆時点で新曲に関する情報は限られており、リリース日についても明らかにされていない。しかし、新曲は新ドラマーであるエロイ・カサグランデが参加した初の楽曲となる。先月、昨年末に脱退したジェイ・ワインバーグの後任としてエロイ・カサグランデはスリップノットのドラマーとなることが発表されていた。

また、スリップノットはコーチェラ・フェスティバルへと向かう高速道路に屋外広告を出しており、その広告には「ONE NIGHT ONLY」というイベントを告知する文言と共に「LONG MAY YOU DIE」という新曲に言及するフレーズが掲載されていた。

先日、スリップノットの新ドラマーであるエロイ・カサグランデはスリップノットが加入することになった経緯と加入することを決めた理由について語っている。

「演奏を撮影して、ブラジルから動画を送ってくれたと言われたんだ。最初は3曲だった。さらに3曲と言われて、アメリカに来る予定はあるかと訊かれたから、自分のインストゥルメンタルなプロジェクトであるカサグランデ&ハニスで1月にライヴを行う予定があったんだ」

「それでフライトを少し変更して、パーム・スプリングスで5日間、フル・バンドとリハーサルをやった。さらに5日、滞在を伸ばしてくれないかと言われて、レコーディングもやったんだ。あれがオーディションの一環だったんだと思う。新しいアイディアをくれて、ソングライティングの能力を見ていたんだと思う。いろんな面でテストをやりたかったんだよ」

「スリップノットは9人のミュージシャンで構成されているから、いろんな領域やレイヤーがあって、OKが出るまでには全員の承認が必要なんだ。試験を通過したという連絡をもらったのは2月5日か6日だったと思う」

スリップノットへの加入を決めた背景についてエロイ・カサグランデは次のように続けている。「セパルトゥラのフェアウェル・ツアーが発表されてから、オーディションの招待状が届いたんだ。オーディションに合意した大きな理由はセパルトゥラが終わるということだった。バンドは解散しようとしていて、自分は33歳でドラムを止めたくはなかった。スリップノットと話をして、スケジュールを尋ねた。2つのバンドを両立させることが可能かどうかを訊いたんだけど、それは無理だ、専属になると言われた。それで、セパルトゥラを脱退することにしたんだ。複雑だったよ。2月5日か6日に契約をする時にセパルトゥラには伝えた。その日のうちにミーティングをして、状況を説明したんだ。そういうことだった。一人での決断だったよ」

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