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デヴィッド・ギルモアはイギリスやアメリカの公演に加えて古代ローマ時代の戦車競技場跡であるローマのチルコ・マッシモでライヴを行うことを発表している。

デヴィッド・ギルモアは8年ぶりのライヴとしてロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで6公演を行うほか、ロサンゼルスのハリウッド・ボウル、ニューヨークのマディソン・スクウェア・ガーデンでライヴを行うことを発表している。

今回、それに加えてローマのチルコ・マッシモで9月27日から10月3日にわたって6公演が行われることが発表されている。

北米公演とローマ公演のチケットは現地時間5月17日午前10時に発売される。

デヴィッド・ギルモアは9年ぶりとなる通算5作目となるソロ・アルバム『ラック・アンド・ストレンジ』を9月6日にリリースすることを発表している。

プロデュースを手がけたのはデヴィッド・ギルモアとチャーリー・アンドリューで、きっかけはチャーリー・アンドリューによるアルト・ジェイの作品のプロデュース・ワークに感銘を受けたデヴィッド・ギルモアが彼にインスタグラム上でダイレクト・メッセージを送ったことに始まる。

デヴィッド・ギルモアは新作の経緯について次のように語っている。「チャーリーを家に呼んだんだ。いくつかデモを聴いてくれて『ところでどうしてこんなところにギター・ソロがないといけないんでしょうか?』、『全部フェード・アウト? いくつかはただ終わらせる訳にはいかないんでしょうか?』なんて言っていた。彼は僕がこれまでやってきたことに対して、素晴らしいくらい知識やリスペクトに欠けているんだ。とてもダイレクトで、まったくもって萎縮していない。そこが最高にいいんだ。僕にとってはとにかくとてもいい。ただ言われるがままというのだけは嫌だからね」

デヴィッド・ギルモアは新たなツアーについて次のように語っている。「あまりに機械的だったんだよね。ピンク・フロイドのトリビュート・バンドのほうがいいと思った人もいただろうね。だから、クリエイティヴな人に入ってもらって、少しスペースを与えてみようと思ったんだ。それが考えていることだね。ガイ・プラットやレネード・コーエンの最後のツアーでシンガーを務めていたウェッブ・シスターズと共に若い人に入ってもらおうと思っているんだ」

デヴィッド・ギルモアはツアーが終わったらもっとレコーディングする予定だとして未発表曲があることを示唆している。「集中しなければならないだろうね。取り掛かることのできる半分ぐらい完成している曲がたくさんあるんだ。できるだけ早く別のものも形にしたいんだよ」

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