デフトーンズがニュー・アルバム『ゴア』のトラックリストを発表している。
アルバムは4月8日にリリースされるが、その前にプレオーダーすると、新曲“Prayers/ Triangles”を即座にダウンロードすることができる。デフトーンズが発表したプレス・リリースのなかで、シンガーのチノ・モレノは、先日カニエ・ウェストがニュー・アルバムについて「史上最高」と語ったことについて言及している。
ニュー・アルバムについてチノ・モレノは次のように語っている。「『ゴア』は最高のアルバムの一つなんだ。史上最高じゃないけどね。あくまで最高のアルバムの一つなんだけどね」
デフトーンズは6月にウェンブリー・アリーナで公演を行う予定となっており、この公演は昨年予定されていたものの、パリ同時多発テロのため延期になっていた。
ウェンブリー・アリーナの公演は6月3日に開催される。この公演の後、バンドは今年のダウンロード・フェスティバルに出演予定となっている。
新曲“Prayers/ Triangles”はこちらから。
アルバムのトラックリストは以下の通り。
‘Prayers/Triangles’
‘Acid Hologram’
‘Doomed User’
‘Geometric Headdress’
‘Hearts and Wires’
‘Pittura Infamante’
‘Xenon’
‘(L)MIRL’
‘Gore’
‘Phantom Bride’
‘Rubicon’
フロントマンのチノ・モレノは2012年の『恋の予感』に続くニュー・アルバムについて16曲が収録されると語っている。アルバムのプロデュースはマット・ハイドが手がけており、アルバムにはアリス・イン・チェインズのジェリー・カントレルが参加しているという。
また、チノ・モレノは『NME』に対してアルバムのサウンドについて「型にはまらない」ものだと評しており、「キーボードを多用していて、クールで現実離れした低音の振動にあふれて」おり、「自然なジャム・セッション」の中で生まれたと付け加えている。
チノ・モレノはアルバムについてザ・スミスのフロントマンであるモリッシーから思いがけない影響を受けていることを明かしている。「ここんところモリッシーにすごくハマってるんだ。彼のソロ・アルバムに取り憑かれててね。だから、それもたくさん持ち込んだと思うよ」と彼は語っている。「ソロの初期作では、素晴らしいエルヴィスみたいなディレイをヴォーカルにかけてるんだよね。それはたっぷりパクらせてもらったよ。彼はいつだって僕とってお気に入りの作詞家でもあるしね。そのすべてにある美しく詩的な憂鬱っぽさが好きなんだ」
しかし、チノ・モレノは「アルバムにはもちろんヘヴィな要素が詰まってる」ことも認めている。「荒々しくて激しいのは俺たちにはいつものことだけど、甘い部分はより甘くなってるんだ」
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