パール・ジャムのフロントマンであるエディ・ヴェダーは新しいインタヴューでドナルド・トランプ元大統領についての見解を語っている。
パール・ジャムは4月19日に通算12作目となる最新アルバム『ダーク・マター』をリリースしている。
『サンデー・タイムズ』紙のインタヴューを受けたエディ・ヴェダーは新作に収録されている“Wreckage”のインスピレーションについて語る中でドナルド・トランプ元大統領に言及している。
「アメリカにはいまだに選挙に負けていないと言っている男がいて、人々はそのメッセージが真実であるかのように拡散させて、増幅させている」
エディ・ヴェダーは次のように続けている。「トランプは必死だよ。選挙に勝つことにあんなに必死な男はこれまでいなかった。それは刑務所に入らないでいるためであり、破産をまぬがれるためでもある。どちらも危機一髪で、あの男は犠牲者を演じている。『私はこんなことをされている。あなたがたもこんなことをされる』なんて言っている。でも、普通の人は納税記録を改ざんすることもなければ、地下室に機密情報があるわけじゃない」
「だから、“Wreckage”で言っているのは、一人の人間によって分断されないようにしようということなんだ。特に価値のある目的もない人間にね」
2020年発表の『ギガトン』以来となる新作はポスト・マローン、オジー・オズボーン、ザ・ローリング・ストーンズらを手掛けてきたアンドリュー・ワットによるプロデュースとなっている。
ギタリストのマイク・マクレディは『クラシック・ロック』誌に次のように語っている。「ここ1年、僕らは彼とスタジオに入っていたんだけど、彼がやる気にさせてくれたんだ。集中して、演奏をして、曲を次々と作っていった。『ギガトン』を作った時はだいぶかかったけど、新しいアルバムはそんなにかからなかった。アンドリューが『アルバムを作るのに時間がかかりすぎです。今、これをやりましょう』と言ってくれたんだ」
「アンドリューはずっとやってきたものよりもハードでメロディックで考え抜いたものをやるように勧めてくれた」とマイク・マクレディは続けている。「マット・キャメロンのドラムにはサウンドガーデンでやっていたものの要素があると思うね」
新作のストリーミングはこちらから。
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