テイラー・スウィフトの通算11作目のアルバム『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』がリリースされたことを受けて、ファンはソーシャル・メディアでアルバムの歌詞の内容について推測している。
日本時間4月19日13時にアルバムがリリースされたことを受けてスウィフティーズはツイッターに投稿を行っており、イギリス人俳優のジョー・アルウィンと長い期間交際していたにもかかわらず、新曲の多くはザ・1975のマット・ヒーリーとの短期間の交際について書かれたものじゃないかと推測している。マット・ヒーリーとテイラー・スウィフトは2023年の一時期、交際関係にあった。
タイトル曲“The Tortured Poets Department”でテイラー・スウィフトはマット・ヒーリーを「タトゥーの入ったゴールデン・レトリーバー」と評しているとのことで、次のように歌っている。「You smokеd then ate seven bars of chocolate / We declared Charlie Puth should be a bigger artist / I scratch your head, you fall asleep / Like a tattooed golden retriever(タバコを吸って7本のチョコレート・バーを食べた/チャーリー・プースはもっとビッグなアーティストになるべきだと私たちは力説した/あなたの髪をぐしゃぐしゃにすると、あなたは眠りについた/タトゥーの入ったゴールデン・レトリーバーのように)」
TTPD – Thank you Taylor for my new favorite description of Matty Healy, "Tattooed golden retriever." The Lucy & Jack name drop & wedding ring thing here triggered some kind of sleeper agent in me. Kinda wish this was the lead single but it feels too personal to be. 8/10 #TTPD
— Yanny ⎕ | Missing the Guys (@laurelsnotyanny) April 19, 2024
マット・ヒーリーは喫煙者として知られ、ライヴ中にステージでもタバコを吸うことで知られている。「チョコレート」はザ・1975の楽曲を示唆しているのではないかとも見られている。
“The Tortured Poets Department”ではルーシー・ダッカスとジャック・アントノフの名前も登場している。「Sometimes I wonder if you’re gonna screw this up with me / But you told Lucy you’d kill yourself if I ever leave / And I had said that to Jack about you so I felt seen / Everyone we know understands why it’s meant to be / Because we’re crazy(時々、私とのことを終わらせるんじゃないかと思ったりする/でも、あなたはルーシーに私がいなくなったら自殺すると言った/私はジャックにあなたについて同じことを言っていた/見透かされている気がする/私たちのことを知っている人は誰しもなぜこうなるはずだったのかを理解している/だって、私たちはクレイジーだから)」
“sometimes i wonder if you’re gonna screw this up with me but you told lucy you’d kill yourself if i ever leave and i said that to jack about you so i felt seen” lucy dacus and jack antonoff are both mutual friends of taylor and matty pic.twitter.com/NesasQafYk
— florida!!! (@balladofmaroon) April 19, 2024
why the fuck is this all about matty HAHAHAHAHAHAH
— Ev (Taylor's Version) (@Yeaviee) April 19, 2024
他にも“The Smallest Man Who Ever Lived”はマット・ヒーリーとテイラー・スウィフトの交際が終わった理由を示唆しているのではないかと推測されている。マット・ヒーリーはステージで代々エホバの証人が着てきたようなスーツを着用している。「Was any of it true? / Gazing at me starry-eyed / In your Jehovah’s Witness suit(全部本当なの?/エホバの証人のスーツを着て/夢想家のような目で私を見つめている)」
テイラー・スウィフトは“The Smallest Man Who Ever Lived”で2023年の夏に友人であるアイス・スパイスを含め人種差別的な発言をマット・ヒーリーが行ったことについて経緯を振り返っている。「And I don’t even want you back, I just want to know / If rusting my sparkling summer was the goal / And I don’t miss what we had, but could someone give / A message to the smallest man who ever lived?(寄りを戻したいわけじゃない。知りたいだけ/きらめく夏を錆びつかせるのがゴールだったのかって/あの頃が恋しいとは思わない/誰かこれまででも最も背の低い人にメッセージを届けてくれないかな)」
“Clara Bow”でテイラー・スウィフトは「But I think I might die if I made it, die if I made it」と歌っており、ザ・1975の“Love It If We Made It”を参照していると見られている。
しかし、アルバム全体がマット・ヒーリーに向けられているわけではなく、“So Long, London”はテイラー・スウィフトと6年にわたって交際していたロンドン在住のジョー・アルウィンに向けられていると考えられている。テイラー・スウィフトは「I left all I knew / You left me at the house by the Heath」と歌っており、「Heath」はハムステッド・ヒースを指すと思われる。テイラー・スウィフトは『ラヴァー』に収録の“London Boy”でもジョー・アルウィンのことを「ロンドン」と評している。
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