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テイラー・スウィフトは『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』に関する新しい動画を公開している。

テイラー・スウィフトは2022年発表のグラミー賞受賞作『ミッドナイツ』に続く通算11作目となる『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』のリリースを明日4月19日に控えている。

今回、アルバムのリリースに向けてテイラー・スウィフトはインスタグラムでイースター・エッグの詰まった動画を公開している。

現地時間4月16日に公開された動画は2時を指す時計から始まっている。時間と使ったイースター・エッグはこれまでにも登場していて、“Karma (Remix)”のミュージック・ビデオにはラテ・アートによる時計が登場しており、ロサンゼルスで開催されているスポティファイによる展覧会にも時計が登場している。

時計から動画は紙くずや『ミッドナイツ』のアナログ盤が散らばった部屋へと移り、廊下に出ると、ドアに『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』と書かれたドアに入る格好となっている。部屋にはタイプライターが置かれており、壁に貼られたカレンダーにはアメリカ大西洋時間4月19日20時(日本時間4月20日午前9時)にミュージック・ビデオが公開されることが示されている。

テイラー・スウィフトは新作のリリースに向けて歌詞の一部が次々と公開されており、北米で観測された皆既日食に合わせてインスタグラムのストーリーズで「Crowd goes wild at her fingertips/ Half moonshine, Full eclipse」という歌詞が公開されたほか、ロサンゼルスで開催されているスポティファイによる展覧会では「Even statues crumble if they’re made to wait」という歌詞が公開されている。ターゲット限定の独自ヴァージョンの発売が発表された際には「I wish I could un-recall how we almost had it all,」という歌詞も公開されている。

テイラー・スウィフトは今年のグラミー賞授賞式で『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』のリリースを発表した際にインスタグラムで以下の歌詞を最初に公開している。「And so I enter into evidence my tarnished coat of arms/ My muses, acquired like bruises, my talismans and charms/ The tick, tick, tick of love bombs/ My veins of pitch black ink/ All’s fair in love and poetry」

テイラー・スウィフトは『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』に先立って否認、怒り、駆け引き、抑うつ、受容という「悲しみの5段階」に則したプレイリストを公開している。

『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』にはこれまでコラボレーションしてきたジャック・アントノフとザ・ナショナルのアーロン・デスナーが参加していると報じられており、フローレンス・アンド・ザ・マシーンとポスト・マローンがゲスト参加している。

テイラー・スウィフトは本作の楽曲を書くことが「生命線」だったと述べており、「私が経験してきたこと、私が書いてきたこと」についてのアルバムだと述べている。

「曲を書くことで私は自分の人生を乗り越えてきたことを思い出させてくれた。『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』ほど、曲を書くことを必要としたアルバムはなかった」

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