メタリカのジェイムズ・ヘットフィールドはモーターヘッドのレミー・キルミスターの遺灰が入った新たなタトゥーを公開している。
ジェイムズ・ヘットフィールドは自身のインスタグラムで中指に入れた新たなタトゥーを公開している。タトゥーは鉄の十字架のようなシンボルにスペードのマークが描かれたもので、この図柄は過去にジェイムズ・ヘットフィールドのギターにも入れられている。ジェイムズ・ヘットフィールドは肘にも鉄の十字架のタトゥーを入れている。
ジェイムズ・ヘットフィールドはこのタトゥーが普通のタトゥーではなく、レミー・キルミスターの遺灰が入ったものであることを明かしている。彼はインスタグラムで次のように述べている。「友人のタトゥー・アーティストであるコリィ・ミラーの確かな腕前で、このタトゥーを入れたんだ。インスピレーションだった友人のレミー・キルミスターに捧げている。彼がいなかったら、メタリカはなかった」
「黒のインクには有り難いことにもらった彼の火葬した遺灰が少し混ぜてあるんだ。これで彼は今も世界に向けて中指を立てることができるんだ」
メタリカはレミー・キルミスターが2015年にガンで亡くなって以来、レミー・キルミスターが与えた影響について公言している。ジェイムズ・ヘットフィールドとラーズ・ウルリッヒはメタリカを結成するにあたってモーターヘッドの影響は大きかったと語っている。
2016年、ジェイムズ・ヘットフィールドは亡くなったレミー・キルミスターについて次のように語っている。「彼が亡くなった時はすごく取り乱したよ。彼のイメージは不滅の男というものだった。亡くなった時は怖くなった。『僕らのキャプテンはどこに行ってしまったんだ?』ってね。彼は俺たちのゴッドファーザーだった。彼がいなかったら、メタリカは間違いなくなかった。彼がいると、大丈夫のような気がしたんだ」
今年3月、レミー・キルミスターの遺灰の一部がノッティンガムのライヴハウスであるロック・シティとダービーシャーを拠点とするメタル・フェスティバルであるブラッドストックに納められたことが発表されている。昨年夏、ドイツのヴァッケン・オープン・エア・フェスティバルではモーターヘッドが多くのライヴをやってきたことを受けて、遺灰が会場の泥に撒かれたことも報じられている。
今年2月、レミー・キルミスターは出生地であるストーク=オン=トレントに銅像を建てる計画が議会によって承認されたことも明らかになっている。
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