フォンテインズD.C.はスタンリー・キューブリック風の動画と共にニュー・アルバム『ロマンス』を予告している。
先日、フォンテインズD.C.はフロントマンのグリアン・チャッテンが上半身裸で鮮やかなグリーンのズボンを履き、黒く腫れ上がった目と全身にひどい切り傷とあざがある30秒の映像で新曲の一部を公開していた。
今回、スタンリー・キューブリック監督の『シャイニング』の影響を感じさせる90秒のティーザー動画が公開されている。がらんとした廊下に2つの茶色のアームチェアが向かい合わせに置かれ、オレンジ色のエレベーターのドアが真ん中に位置している。映画ではドアから血が大量に流れ出すのに対し、フォンテインズD.C.の動画では代わりにドアから緑色の液体が流れ出る格好となっている。
新作『ロマンス』はフォンテインズD.C.にとって通算3作目のアルバム『スキンティ・フィア』以来の新曲となる。フォンテインズD.C.は『スキンティ・フィア』のリリース後、ニック・ドレイクの“Cello Song”のカヴァーをコンピレーションに提供している。
昨年12月、フォンテインズD.C.、マッシヴ・アタック、ヤング・ファーザーズは国境なき医師団を支援する12インチの限定チャリティ・シングルをリリースすることを発表している。
「フォンテインズD.C.は世界中の何百万人もの人々と共に、即時停戦とイスラエルによる残忍なパレスチナ占領の恒久的な終結を求めています」とフォンテインズD.C.は述べている。
「10月以降、イスラエル軍の無差別攻撃によって負傷した何千人もの人々を救うために、すべての人々がイスラエル軍の標的となるガザで国境なき医師団は命をかけて活動しています。今、私たちにできることはまったくないと感じていますが、このレコードでガザで活動する国境なき医師団にどうしても必要な資金を集めることで少しでも貢献できればと思います。今すぐ停戦してください。パレスチナに自由を」
フォンテインズD.C.のグリアン・チャッテンはソロ・デビュー・アルバム『ケイオス・フォー・ザ・フライ』を昨年6月にリリースしている。
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