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ボン・ジョヴィのフロントマンであるジョン・ボン・ジョヴィは喉の手術から完全に回復しなければ、ライヴを二度とやらないことを考えていると改めて語っている。

ボン・ジョヴィは前作『2020』から4年ぶりとなる通算16作目のニュー・アルバム『フォーエヴァー』を6月7日にリリースすることが決定している。また、ボン・ジョヴィは伝説的なキャリアを振り返ったドキュメンタリー『ボン・ジョヴィ:Thank You, Good Night』が4月26日より日本でもディズニープラスの「スター」にて配信されることも決定している。

今回、『サンデー・タイムズ』紙のインタヴューに応じたジョン・ボン・ジョヴィは2022年に行った声帯内方移動術と呼ばれる手術もあり、ライヴ・パフォーマーとしての引退を考えていることを明かしている。

「こんなことを言うのは初めてだけどさ。歌がよくなかったら、かつての自分のようになれなかったら、もう終わりだね」とジョン・ボン・ジョヴィは語っている。

ジョン・ボン・ジョヴィは既にヴォーカルのセラピーを行っており、ニュー・アルバムもレコーディングしたが、ライヴで歌うことは別問題だと述べている。

「スタジオとツアーに出るのでは大きな違いがあるんだ。ニュー・アルバムをレコーディングしたところだけど、毎日、ヴォーカルのセラピーに行って歌っているんだ」とジョン・ボン・ジョヴィは説明している。

「でも、1週間に4日、毎晩2時間半に及ぶライヴをやりたいよ。自分がどれだけ素晴らしく歌えるかは分かっているからね。そうじゃなければ、言うなれば、太ったエルヴィスになる必要はないだろ」

「二度とライヴで歌えないということになったら、打ちひしがれるだろうけど、最後に投げるボールを前にした時、クォーターバックだったらどうする? 自分がいるのはそういう状況なんだ。ボン・ジョヴィの40年を振り返りたかったし、ニュー・アルバムも楽しみだし、すべてのことを有り難いと思っている。だから、僕が望むことはそこに喜びを見出すことなんだ」

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