ゴート・ガールは来たるニュー・アルバムより新曲“Motorway”がミュージック・ビデオと共に公開されている。
新曲“Motorway”は6月7日にラフ・トレードからリリースされる通算3作目となるアルバム『ビロウ・ザ・ウェイスト』に収録される。
“Motorway”のミュージック・ビデオはこちらから。
ミュージック・ビデオはフローレンス&ザ・マシーンやハリー・スタイルズ、ロザリアなどを手がけた振付師兼監督のホリー・ブレイキーによるもので、ホリー・ブレイキーはゴート・ガールについて次のように語っている。「ゴート・ガールは、私が最近出会った中で最もクールで、インスピレーションを与えてくれる人たちで、彼女たちとこの映像を一緒に作り上げることができて最高に嬉しかった!」
「バンドのみんなは、子供の頃や、ツアー中に経験した長距離のドライブについて話してくれたんだけど、その話を聞いて、自分の人生の中でも、ある場所にたどり着いたときや、ある場所を去ったときのことを思い出した。そういう時って、自分の過去を観察している状態で、そうすることで私は、自分の人生に対して好奇心が湧いてくるのだと思う。私はこのビデオで、人々が匿名で過ごしている日常生活の中にあると想定されているプライバシーや、個人の執着や逃避、そして一体感への欲求などを突き止めたかったんだと思う」
クロティ・クリームは“Motorway”について次のように述べている。「“Motorway”は声にフォーカスを当てた曲を書きたいという願望から生まれた。予期せぬ転換やメロディの展開によって、ヴォーカル・ラインに全注目が集まるような音楽をたくさん聴いているうちに、私も同じようなことをやってみたいと思ったの。シンプルなサブ・ベースラインを使って、声を好きなように動かす実験をして、その瞬間をとらえるために自分のビデオを録画した。最初は”Driving on the motorway”しか歌詞がなくて、私はそれを繰り返し歌っていたからバンドのみんなを困らせていた。でもそれがとてもキャッチーなリフになり、この曲のオープニング・ラインとして、そしてメイン・テーマとして定着した。車の後部座席に座っている子供のような、どこに向かっているのかわからないけれど満足感を感じているような、あるいは新しい街で過ごす束の間のひとときのような、目的地よりもむしろ旅路が主な要素のように感じられることがあるような、そんな気持ちを呼び起こしてくれる曲ね」
アルバムからはリード・トラックとして“Ride Around”も公開されている。
“Ride Around”についてクロティ・クリームは次のように語っている。「私はエチケットをすべて取り払い、自分自身の最も興味ある部分が抑圧されがちな水面下に潜り込むような会話を夢見ていました。最近はフィリップ・グラスとディアフーフとか、緊張と解放の間で演奏されるような音楽ををよく聴いていて、それがこの曲に間違いなく影響を与えていると思う」
新作はブラック・ミディやキャロラインを手掛けたジョン・“スパッド”・マーフィーとバンドの共同プロデュースで、主にアイルランドのヘルファイア・スタジオでレコーディングが行われた後にデーモン・アルバーンのスタジオ13で追加のセッションが行われている。
新作のトラックリストは以下の通り。
1. reprise
2. ride around
3. words fell out
4. play it down
5. tcnc
6. where’s ur <3
7. prelude
8. tonight
9. motorway
10. s.m.o.g
11. take it away
12. pretty faces
13. perhaps
14. jump sludge
15. sleep talk
16. wasting
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