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ビヨンセは最新作『カウボーイ・カーター』でカントリー・アルバムで全米アルバム・チャート1位を獲得した初の黒人女性アーティストとなっている。

ビヨンセは『カウボーイ・カーター』が米『ビルボード』誌のトップ・カントリー・アルバムのチャートで1位を獲得したことも先立って明らかになっており、これも黒人女性アーティストとしては初となっていた。

今回、新作『カウボーイ・カーター』は全米アルバム・チャートでも首位に立ったことが明らかになっており、ビヨンセにとって首位を獲得した8枚目のアルバムとなっている。

米『ビルボード』誌は合算セールスが40万7000枚だったことも明かしており、これは現時点で今年最多の初週セールスとなっている。また、昨年の11月11日付のチャートでテイラー・スウィフトが『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』で記録した165万3000枚以来の数字ともなっている。

『カウボーイ・カーター』の初週セールスは2016年に『レモネード』で記録した65万3000枚以来の最多初週セールスであることも明らかになっている。

ビヨンセは今年2月の時点で先行シングルの“Texas Hold ‘Em”でカントリー・チャートで1位を獲得した初の黒人女性となっており、同様の偉業を達成していた。

また、フィーチャリング・アーティストを伴わない女性ソロアーティストとしては2021年にテイラー・スウィフトが“Love Story”と“All Too Well”の再録ヴァージョンで達成したのに続き、2組目の初登場1位獲得アーティストとなっている。

さらにビヨンセは“Texas Hold ‘Em”でカントリー・チャートとホットR&B/ヒップホップ・チャートの両方で1位を獲得した初の女性アーティストともなっている。両方で1位を獲得したのはジャスティン・ビーバー、ビリー・レイ・サイラス、レイ・チャールズ、モーガン・ウォーレンのみとなっている。

アルバムには同じアーティストからも賛辞が寄せられており、ポール・マッカートニーはビヨンセによる“Blackbird”のカヴァーについてコメントして、「人種間の緊張」を和らげるために使用したことを称賛している。

「私の曲である“Blackbird”のビヨンセのヴァージョンについては満足している。彼女は崇高なヴァージョンをやっていると思うし、そもそも私がこの曲を書くインスピレーションとなった公民権運動のメッセージを強固なものにしてくれている」

ミシェル・オバマ元大統領夫人もビヨンセのニュー・アルバム『カウボーイ・カーター』について賛辞を寄せている。

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