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ロビー・ウィリアムスはザ・1975のフロントマンであるマット・ヒーリーについての見解を明かしている。

ロビー・ウィリアムスはソーシャル・メディアで近年は数々の論争を巻き起こしているマット・ヒーリーについての見解を述べている。

ロビー・ウィリアムスは次のように初めている。「今の音楽シーンはなんて退屈なんだ? 音楽自体のことを批判しているわけじゃない。衝突や危なかっしさ、個性が死んでしまったことを嘆いているんだ」

「なくなったものを追いかけようとして、自分の窮地に追い込んでいることは認めるよ。みんなが怖がるのも分かる。何を言ったらキャンセルされてしまうか、誰も分からない。過去に言ったり書いたりしたことが終わらせることになるかも誰もわからない。あまりにも多くの人が怒っているんだ」

ロビー・ウィリアムスは次のように続けている。「マット・ヒーリーは商業的に通用しながら、喜んでベージュ以外のものになろうとしている唯一のポップ/ロック・スターだ。マット・ヒーリーのことは本当に好きだ。彼は落ち着きがなく、ものすごく頭が良くて、才能があり、喜んで人を苛立たせる。目的があって人を動揺させるんだ。それは複雑な内面を抱え、反抗的な一面を持ち、退屈しているからだ」

「自分の音楽人生にもこうしたエネルギーを取り戻さなければならない。『あまりにも多くの人が怒っている』と言ったけれど、全員を巻き込む時間があることを願っているよ。からかう時がまた来たんだ。楽しみにしているよ」

昨年7月、ザ・1975のマット・ヒーリーはグッド・ヴァイブス・フェスティバルのヘッドライナーのステージでマレーシアのLGBTQ+に関する法律に抗議して、ステージでベーシストのロス・マクドナルドとキスしており、ライヴを早く切り上げる事態となっている。

その後、フェスティバルの残りの日程は中止され、ザ・1975はマレーシアでのパフォーマンスを禁止されている。

グッド・ヴァイブス・フェスティバルの主催者であるフューチャー・サウンド・アジアはフロントマンのマット・ヒーリーの「猥褻な振る舞い」によってフェスティバルが中止になったとして1,230万マレーシアリンギット(約3億8000万円)を損害賠償として求めている。

昨年10月、ザ・1975のマット・ヒーリーは現在のツアーが終わったらライヴを「無期限活動休止」とすると語っている。マット・ヒーリーは昨年2月にポッドキャスト『アダム・フリードランド・ショウ』でした発言が物議を醸しており、リナ・サワヤマはグラストンベリー・フェスティバルのステージで「今夜はこの曲を『ゲットー・ギャガーズ(※ポルノ・サイト)』を観て、ポッドキャストでアジアの人々をからかっている白人に捧げます。彼は私のマスター音源も持っていますが、もう十分です」と批判していた。

そうした声を受けて昨年10月にマット・ヒーリーは次のように述べている。「別の部分で誇張した自分自身を演じていたようなところがあったんだ。印刷物であれ、ポッドキャストであれ、21世紀のロックスターの役割を演じようと見当違いの試みをしてきた。それで面倒なことになっていたんだ」

先日、ザ・1975はバーミンガム公演で現在ニュー・アルバムに取り組んでいることを明かして、新曲を一部かけている。

「今は新しいレコードに取り組んでいるんだ」とマット・ヒーリーは語り、自身のiPhoneから新曲の一部音源をかけている。「友人なしでは僕は活動できないんだと思う……僕らはザ・1975というものなんだよ」

マット・ヒーリーは次のように続けている。「身を隠して、願わくば素晴らしいアルバムを作るよ。その間は何をすべきなのか、分からないけどさ」

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