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エルボーのガイ・ガーヴェイはまだ有名なる前にバンドのメンバーがザ・ストーン・ローゼズにピザの配達をしていたことを振り返っている。

ガイ・ガーヴェイはBBCラジオ・マンチェスターに出演して、司会のベッキー・ウォントから曲を選ぶように促されると、1989年発表のザ・ストーン・ローゼズのデビュー・アルバムより“Shoot You Down”を選曲している。

この選曲をきっかけにガイ・ガーヴェイはザ・ストーン・ローゼズがセカンド・アルバムのレコーディングでベリーに滞在していたときにエルボーのバンド・メンバーがイアン・ブラウンらと偶然出会ったという逸話を披露している。

ガイ・ガーヴェイは初めて“Shoot You Down”を聴いた時にイアン・ブラウンのマンチェスターのアクセントに感銘を受けたとして、次のように続けている。「この数年後、ザ・ストーン・ローゼズがどこにいるのか、誰も分からなかった時期に、彼らはセカンド・アルバムを作っていた。エルボーのメンバー全員が暮らすベリーのスクウェア・ワン・スタジオにいたんだ」

「(ギタリストの)マーク・ポッターが彼らにピザを配達したんだ。僕らは信じられなかったよ。『ザ・ストーン・ローゼズにピザを配達したんだ』と彼は言っていたけど、誰も信じなかったね」

「次の日の夜、他のメンバーが彼と働きに行ったら、本当だったんだ。ベリーに隠れて、セカンド・アルバムを作っていたんだ。素敵だったのは近所の誰もマスコミに知らせなかったことだね。みんな、連中があそこにいるのを知っていたけど、誰も『NME』に言わなかった。農家の納屋でヘイリー・ミルズがイエス・キリストを発見する『汚れなき瞳』みたいだったね」

先週、エルボーは通算10作目となるアルバム『オーディオ・ヴァーティゴ』をリリースしている。エルボーは5月からUKツアーを行うことが決定しており、オープニング・アクトとしてブラーのグレアム・コクソンとザ・ピペッツのローズ・エリナー・ドゥーガルによるザ・ウェイヴが出演することが決定している。

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