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ポール・マッカートニーザ・ビートルズのアルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のタイトルを思いついた経緯について明かしている。

ポール・マッカートニーはポッドキャスト『ア・ライフ・イン・リリックス』で『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のタイトルについてロード・クルーとの誤解から生まれたと語っている。

「ローディーのマル・エヴァンスと一緒にいたんだ。クマのように大きな男だったんだけどさ」とポール・マッカートニーは語っている。「飛行機で帰っている時に、彼が『塩とコショウをちょうだい』と言ったんだ。僕が聞き間違えて『何? サージェント・ペパー?』と言ったら、彼が『塩とコショウだよ』と言ってね」

「そうしたことを常にザ・ビートルズのことに反映していたんだ。僕とジョンはね。こうした突然の出来事を大事に扱っていたんだよ」

ポール・マッカートニーは数多くの有名人が登場するアルバム・ジャケットを思いついた経緯についても語っている。

「『各自に好きな人物のリストを考えてもらいたい。その人たちの写真を使うから』と僕はメンバーに言ったんだ」

「何かに情熱を持っていたら、徹底的にやりたいものだよね。そのことにこだわるというのは、そのことについて考えているということで、『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』という名前だったら、どんなものだろう?と考えていたんだよ」

ポール・マッカートニーは次のように続けている。「音楽も演劇もパフォーマンスも常にトータルで考えていたんだと思う。ずっとそういうことに関わってきて、それがザ・ビートルズだった。ユニフォームを着るというアイディアもずっとあったアイディアの一つだったんだ」

ポール・マッカートニーはアルバムについてのアプローチは「ちょっと不思議なバンド」にいる「おかしな4人組」というものだったと語っている。

「ザ・ビートルズをやるつもりはなかったんだ。『あのボーイズたち』になることで、目立たなくなることができた。もうザ・ビートルズではなくて、あの人物になるんだよ」

一方、ポール・マッカートニーは「あまりにも見た目が悪い」という理由で本人が却下したアートワークがオークションに出品されている。

問題のアートワークはウィルフリッド・ウッドが制作した木彫りの彫刻で、ウォー・チャイルドへの資金を募るための「シークレット7」プロジェクトでアートワークに採用される予定となっていた。

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