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ヴァンパイア・ウィークエンドはニュー・シングル“Mary Boone”を公開して、ヨーロッパ・ツアーの日程を発表している。

“Mary Boone”は4月5日にリリースされる通算5作目となるアルバム『オンリー・ゴッド・ワズ・アバヴ・アス』から公開された4曲目の楽曲となっており、これまでに“Capricorn”、“Gen-X Cops”、“Classical”が公開されている。

曲名の“Mary Boone”は80年代のニューヨークのアート・シーンを代表する人物の名前で、ソウル・II・ソウルの“Back to Life (However Do You Want Me)”のドラム・ループがサンプリングされている。

“Mary Boone”の音源はこちらから。

ヴァンパイア・ウィークエンドはヨーロッパ・ツアーの日程も発表しており、ツアーは11月29日のダブリン公演から始まり12月15日のアムステルダム公演で締めくくられる。

ツアーの日程は以下の通り。

NOVEMBER
29 – Dublin, 3Arena

DECEMBER
1 – Manchester, O2 Apollo
2 – Manchester, O2 Apollo
4 – London, Eventim Apollo
6 – Wolverhampton, The Halls
8 – Glasgow, OVO Hydro
10 – London, O2 Academy Brixton
13 – Paris, Adidas Arena
15 – Amsterdam, AFAS Live

新作『オンリー・ゴッド・ワズ・アバヴ・アス』についてプレス・リリースでは次のように評されている。「10曲の傑作はヴァンパイア・ウィークエンドを新たなクリエイティヴのピークへと導くために歌詞とメロディーの構造を洗練させ、手直しし、徐々に形づくることに費やした5年間の産物です」

アルバムのリリースを記念して、ヴァンパイア・ウィークエンドは来月テキサス州オースティンで皆既日食中に行うコンサートを生配信することが決定している。

また、ヴァンパイア・ウィークエンドは「架空のバックストーリー」を持つサイド・プロジェクトがあることが明らかになっている。

ドラマーのクリス・トムソンは新型コロナウイルスでロックダウンになっていた2020年夏について次のように説明している。「世界は活動を停止し、私たちが普段していることの多くができない状況だった」

「何を期待するわけでもなく、ただ2人の非常に親しい友人と何の意図もなく演奏していたんだ」とクリス・バイオは続けている。「僕らのような規模のバンドでメンバーだけになるってなかなかないことなんだよね。エンジニアもいなければ、ツアー・マネージャーとかもいない。バンドを始めた頃に戻ったかのようだった。3年間、街に全員がいる時はずっとやっていたんだ」

エズラ・クーニグはこのバンドには「架空のバックストーリー」があるとも語っている。「1989年とか1990年に出てきたバンドでジャム・シーンにとってはちょっとパンク過ぎて、パンク・シーンにはちょっとジャム・バンド過ぎるという感じで、ミニットメンの感じも少しあるんだ」

このサイド・プロジェクトがヴァンパイア・ウィークエンドのオープニング・アクトを務めることはあるのかと訊かれると、「その話は出たよね」とメンバーは語っている。

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