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ブリーチャーズのジャック・アントノフはテイラー・スウィフトの新作について尋ねられて、インタヴューを唐突に切り上げたことが明らかになっている。

ジャック・アントノフはオランダのニュース・メディア「NRC」のインタヴューを受ける中でテイラー・スウィフトの通算11作目のアルバム『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』についての質問を受けることになっている。

『インディペンデント』紙など様々な媒体によれば、ジャック・アントノフはテイラー・スウィフトの新作の質問を受けたことで一方的に電話を切ることになったという。「僕がそんな話はしないのは分かるだろ」とジャック・アントノフは語ったとされている。「クリックベイトをしたいのなら、来るところを間違えているよ。会話してくれて、ありがとう」と言って、電話は切られることになったという。

このインタヴューでもそれまではジャック・アントノフはテイラー・スウィフトとの仕事について語っており、ブリーチャーズとの違いについても語っている。

「プロデュースだとは思ってないんだ。友人たちと一緒に音楽を作っているんだよ。なるようにしかならない。いわゆるミキサー卓の後ろで指示を叫ぶようなプロデューサーじゃないんだ。音楽そのものに自分が参加するんだ。そうすることで創作過程の舵を握ることができるんだよ」とジャック・アントノフは語っている。「お互い一緒によく聴くことができるというのはあるよね。僕が一緒に仕事をするアーティストは僕が音楽をよりよくする手助けができると信頼してくれているんだよ」

ジャック・アントノフはこのインタヴューでテイラー・スウィフトの新作の詳細を語ることを拒否しているが、2月の『ロサンゼルス・タイムズ』紙の取材では『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』について作業が「完了した」ことを明かしている。

テイラー・スウィフトは今年のグラミー賞授賞式で『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』をリリースすることを発表している。テイラー・スウィフトはグラミー賞で最優秀アルバム賞と最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞を受賞している。ジャック・アントノフは最優秀プロデューサー賞を受賞している。

テイラー・スウィフトとジャック・アントノフは一緒に仕事をするようになってから10年となっており、最初のコラボレーションは2014年に発表されたアルバム『1989』となっている。ジャック・アントノフはそれ以降の5作にも参加しており、過去のアルバムの再レコーディングにも参加している。

テイラー・スウィフトの新作『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』は4月19日にリリースされる。アルバムの内容についてはほとんど明かされていないものの、トラックリストは公開されており、ポスト・マローンとフローレンス・アンド・ザ・マシーンが参加していることが明らかになっている。

アルバムは複数のヴァージョンが用意されており、それそれに別のボーナストラックが収録される。テイラー・スウィフトは本作の楽曲を書くことが「生命線」だったと語っている。

一方、ブリーチャーズはサマーソニック2024に出演することが決定している。

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