レッド・ホット・チリ・ペッパーズのドラマーであるチャド・スミス、メタリカのドラマーであるラーズ・ウルリッヒ、『ザ・ナニー』への出演で知られるフラン・ドレシャーらは映画『スパイナル・タップ』の続編に出演すると発表されている。
映画『スパイナル・タップ』の世界でドラマーが不運な運命を辿ることはオリジナル映画を観た人には知られているが、チャド・スミスとラーズ・ウルリッヒも同じようなことになるかもしれない。フラン・ドレシャーはレコードレーベルの広報担当で「腕の立つホステス」だというボビー・フレックマンを演じるという。
他にも『ザ・ボニー・ハント・ショウ』のドン・レイク、映画『ドッグ・ショウ!』のジョン・マイケル・ヒギンズ、『ジャッカス』のジェイソン・アクーニャ、ニーナ・コンティ、『フライト・アテンダント』のグリフィン・マシューズ、『アフター・ライフ』のケリー・ゴッドリマン、クリス・アディソン、コメディアンのブラッド・ウィリアムスが出演することも決定している。
ポール・シェーファーはレコード・レーベルのプロモーターのアーティ・フフキン役で再び出演することが決定している。
本作についてはポール・マッカートニー、エルトン・ジョン、ガース・ブルックス、クエストラヴ、トリーシャ・イヤウッドが出演することが既に報じられていた。
続編の撮影はニューオーリンズで始まっており、『ニューヨーク・ポスト』紙はクリストファー・ゲスト、マイケル・マッキーン、ハリー・シーラーがセットで撮影を行う写真を入手している。
オリジナルの『スパイナル・タップ』はアメリカで1984年3月2日に公開されており、今年で公開40周年を迎えている。
一昨年5月、ロブ・ライナーは『NME』に対して続編について次のように語っている。「続編をやることになるとはまったく思っていなかった。ただ、話はしていて、うまくいくかもしれないアイディアを思いついたんだ。うまくいくかは分からない。やってみるつもりだよ。ハードルはすごく高いよね。やるべきかどうかについても話し合ったよ。でも、言ったんだ。『見てみろ。俺たち全員70代だぞ。楽しむための時間がどれだけ残されているんだ?』ってね」
プロットによれば、続編はマーティン・ディベルギーが罪を償うためにバンドにとっての2作目の映画を撮影するという設定になる。
「マーティン・ディベルギーはバンド・メンバーから手を抜いた仕事をしたと批判され、2作目を撮ることになるんだよ」とロブ・ライナーは『NME』に語っている。「マーティン・ディベルギーは成功を収めていなかったんだ。彼は『クレイマーVSクレイマーVSゴジラ』を作ったんだけど、うまくいかなかった。3つを揃えて、全員いい感じだったけど、ゴジラが他の2組をつぶしてしまって、うまくいかなかったんだ」
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