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ドレイクは先日リリースされた楽曲でケンドリック・ラマーから批判されたことを受けて、その件について反応を示している。

ケンドリック・ラマーはフューチャーとメトロ・ブーミンによるコラボレーション・アルバム『ウィ・ドント・トラスト・ユー』に収録された“Like That”でドレイクとJ. コールを批判しており、これによって確執が持ち上がることになっている。

アルバムにはザ・ウィークエンド、トラヴィス・スコット、プレイボーイ・カルティ、リック・ロスが参加しているが、ドレイクが2023年に発表したアルバム『フォー・オール・ザ・ドッグス』に収録の“First Person Shooter”のJ. コールによるヴァースをケンドリック・ラマーが批判したことが注目を集めている。

「Love when they argue the hardest MC / Is it K-Dot? Is it Aubrey? Or me? / We the big three like we started a league, but right now, I feel like Muhammad Ali,(一番ハードなMCは誰かという議論は好きだ/ケンドリック・ラマーか、ドレイクか、自分か/俺たちがビッグ3で、リーグを始めたかのようだ/でも、今はモハメド・アリのような気分だね)」とJ. コールは“First Person Shooter”でラップしている。

しかし、ケンドリック・ラマーは“Like That”で同じリーグにいるという考えを否定して、次のようにラップしている。「Motherfuck the big three, n****, it’s just big me/ N****, bum, What? I’m really like that/And your best work is a light pack(ふざけるな、ビッグ3だって、ビッグなのは俺だけだ/おい、何だ? そういうことなんだよ/お前の最高の作品でも弱いよな)」

ケンドリック・ラマーは現在の確執を80年代のプリンスとマイケル・ジャクソンのライバル関係にも喩えている。ドレイクが“First Person Shooter”で自身のチャートでの成功をマイケル・ジャクソンに喩えていたことを受けて、ケンドリック・ラマーは「N****, Prince outlived Mike Jack(プリンスのほうがマイケル・ジャクソンより長生きしたんだ)」とラップしている。

今回、ドレイクはJ. コールと行っている「イッツ・オール・ア・ブラー」ツアーでケンドリック・ラマーのコメントに対する自身の見解を語っている。

「多くの人がどんな心境か訊いてくるんだけどさ……自分が思っているのは、みんなに今夜この場所から持ち帰ってもらいたいものと一緒なんだ。どんな気分か分かるだろ? 頭を高く上げて、背筋を伸ばして、3mの高さのような気分なんだ」とドレイクは観客に語っている。

「俺がどこに向かおうが、今夜、地球上に俺を怒らせられる奴なんていない。みんなにもそれを感じてもらいたいんだ」とドレイクは続けている。「自信満々になったり、うろたえたり、自分でどうにでもなれるから、未来へ進んでいくんだよ。過去に犯した過ちを認めなければならない時もあるけど、そういうことをみんなにしてもらいたいんだよ」

今年1月、ケンドリック・ラマーはシャネルのために製作された『ザ・ボタン』というショート・フィルムの音楽を手掛けている。

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