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ザ・1975のフロントマンであるマット・ヒーリーは地元のライヴハウスであるナイト&デイ・カフェの営業を存続させるために騒音問題を申し立てた住人のアパートを購入しようとしたと報じられている。

マンチェスターにあるナイト&デイ・カフェは新型コロナウイルスのロックダウン中にマンチェスターに引っ越してきた住民からの騒音苦情に直面したため、ここ数年にわたって今後の存続が危ぶまれてきた。騒音問題を申し立てた男性のパートナーは「引きこもり」になり、ストレスで30kg痩せたと裁判で語っている。

今回、初めてメディアの取材を受けた問題の住人はザ・1975のマット・ヒーリーが問題を解決するためにアパートを買い取ろうと申し出たことを『マンチェスター・ミル』紙に明かしている。

マット・ヒーリーはマンチェスターの南12マイルに位置するアルダーリー・エッジで生まれ育ち、ナイト&デイ・カフェの営業が危機に瀕した際には支援することを表明していた。2022年11月にマット・ヒーリーはナイト&デイ・カフェのインスタグラムで「そんなことにはならない。議会はこの件を棄却しなければならない」と述べていた。

マット・ヒーリーは初め、2023年7月にEメールで住人に連絡を撮ってきたとのことで、「現実問題として、あなたのフラットを購入することに非常に興味があります。素晴らしいことになるでしょう」と書かれていたという。住人はマット・ヒーリーの印象について「非常に魅力的で、興味津々だった」と述べている。「マット・ヒーリーは『これが誰にとっても最善の結果だ』と言っていました」

マット・ヒーリーは8月下旬にフラットを見に行き、この物件にかなり興味を持っていたという。「マット・ヒーリーは建物の造りとインテリアのデザインについて話をしていました」と住人は語っており、内覧中にかなりの会話をしたことを明かしている。「私やパートナーが感じたことについて、たくさんの話をしました」

内覧後、マット・ヒーリーは購入の意思を再び申し出る手紙を書き、アパートの調査を行っている。マット・ヒーリーは住人が購入したのよりも5万5000ポンド多い現金27万5000ポンド(約5200万円)で購入すると申し出ている。住人は騒音問題やその後の論争で精神的に「餌食」にされたパートナーを安心させるためにフラットを売却したいという誘惑に駆られたものの、それを実行することには消極的だったと述べている。騒音問題があるものの、住人にとってここで暮らすことは「夢」であり、「幸せ」だという。

しかし、マット・ヒーリーとザ・1975がマレーシアのグッド・ヴァイブス・フェスティバルから200万ポンドの訴訟を起こされたことで、状況は一変している。マット・ヒーリーは同フェスティバルでLGBTQ+に関する法律に抗議して、ステージでベーシストのロス・マクドナルドとキスしており、ライヴを早く切り上げる事態となっている。訴訟のため、マット・ヒーリーはいかなる物件も購入しないようアドバイスされたという。

『NME』はザ・1975の担当者にコメントを求めている。

今週、長い裁判を経て、ナイト&デイ・カフェはライヴハウスならびにナイトクラブとして営業を続けることができる判決が下されている。

地方判事のマーガレット・マコーマックは金曜日と土曜日の23時から午前3時まで営業していることが迷惑になっているが、ノーザン・クオーターの地域は「活気に満ちた」エリアであり、地域の発展に伴って「用途が変わっている」として今は「複合用途」になっていると判断を下している。

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