レディオヘッドのベーシストであるコリン・グリーンウッドはバンドとの半生を記録したフォト・ブック『ハウ・トゥ・ディスアピア』を刊行することを発表している。
『ハウ・トゥ・ディスアピア』はコリン・グリーンウッドにとって初の書籍で、20年の歳月をかけて制作されている。本書は2003年から最新作『ア・ムーン・シェイプト・プール』までのレディオヘッドの歩みを追ったものとなっている。
プレス・リリースによれば、本書はレディオヘッドのステージ中、バックステージ、リハーサル、舞台裏、ツアー中など、「中年期:喜びと疑念、自信と不安の間で揺れ動く」バンドの赤裸々な姿を捉えたものだという。
本書にはバンドとの半生についてコリン・グリーンウッドによって綴られたエッセイも掲載される。プレス・リリースによれば、コリン・グリーンウッドが「音楽を通した交感」と評するものを追い求めるグループの喜び、緊張、葛藤が文章では描かれているという。
『ハウ・トゥ・ディスアピア』についてコリン・グリーンウッドは次のように述べている。「これまで何年も自分のバンドであるレディオヘッドの束の間のスナップを撮ってきました。小さな黒いヤシカT-4スーパーで友人たちの裏の姿を捉えようとしてきたのです。ステージでも、リハーサル・スタジオでも自分のパフォーマンスに没頭していて、私のカメラなど見ていません」
本書は2つのヴァージョンが販売される予定で、スタンダード・エディションはほぼ未発表の97点の舞台裏写真と10000語のコリン・グリーンウッドによるエッセイがハードカヴァーに掲載される。
サイン入りの限定スリップケース・エディションはスタンダード・エディションの内容に加え、コリン・グリーンウッドが撮影した「ライト・ショー」の写真と彼のサインが入った32ページのブックレットが同梱される。本製品はシアラックスで覆われた美しいスリップケースで梱包されている。
『ハウ・トゥ・ディスアピア』は10月15日にジョン・マレー・プレスより世界に向けて発売される。北米はメビウス・ブックスによって流通される。
一方、コリン・グリーンウッドはニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズのニュー・アルバム『ワイルド・ゴッド』に参加していることが明らかになっている。コリン・グリーンウッドはニック・ケイヴのアメリカ・ツアーにも参加している。
また、トム・ヨーク、ジョニー・グリーンウッド、トム・スキナーによるザ・スマイスはセカンド・アルバム『ウォール・オブ・アイズ』を今年1月にリリースしている。
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