ヤングブラッドは自身のフェスティバル「ブラッド・フェスティバル」を開催することを発表したのを記念して、カムデン・マーケットでゲリラ・ライヴを行っている。
本名をドミニク・ハリスンというヤングブラッドは「過去最大の発表」と共にロンドンで無料ライヴを行うことを先週発表していたが、ライヴの開催場所は当日まで発表されていなかった。
ヤングブラッドはカムデン・マーケットの中心部にあるエイミー・ワインハウスの像近くにある屋外劇場で現地時間17時頃から5曲のセットリストを披露している。そこでヤングブラッドは自身のフェスティバルを開催することを発表している。
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この日のセットリストは以下の通り。
‘Strawberry Lipstick’
‘The Funeral’
‘I Love You, Will You Marry Me’
‘Fleabag’
‘Loner’
「ブラッド・フェスティバル」はミルトン・キーンズ・ボウルで8月11日に開催されることが発表されている。ヤングブラッド以外の現時点で発表されているラインナップはリル・ヨッティ、ソフト・プレイ、ネッサ・バレット、ザ・ダムド、ローラ・ヤング、ジャズミン・ビーンで、今後もアーティストが発表される予定となっている。
音楽だけでなく、“コミュニティ”に焦点を当てたこのイベントでは「メイク・ア・フレンド」のテント、無料のフォトブース、ヤングブラッドのミュージアム、アーティストに人気のパブであるザ・ホーリー・アームズの再現が盛り込まれている。
デヴィッド・ボウイ、クイーン、グリーン・デイ、リンキン・パークに続いてミルトン・キーンズで公演を行うことについてヤングブラッドは『NME』に次のように語っている。「おおっ! なんてこった! 狂っているだろ? ブラッド・フェスティバルが実現するんだ。自分のフェスティバルをやることになったんだ。昨年11月までは思いもしなかった。ある夜、不眠症で、『不可欠にして自分の限界を突破してくれる次にできることって何だろう?』って考えたんだ」
「これは全体として人々を怒らせるためのものなんだ。マスコミが僕らのことを書かない時も、レーベルが僕らを必要としない時も、フェスティバルが僕らを真剣に受け止めない時も、僕らの世代を真剣に受け止めない時も、許されるかどうか見てみるために、いつも人々を苛立たせようとしてきた。僕らはコミュニティであり、どんどん大きくなっている。とにかくやってみるよ」
ヤングブラッドは次のように続けている。「話をしていた時に『どこでやれるのかな?』と言っていたんだけど、『どうかな? ミルトン・キーンズ・ボウルでやってみない?』と言われてね。自分は1983年に黄色のスーツを着たデヴィッド・ボウイの写真を持っていたし、グリーン・デイの『バレット・イン・ア・バイブル』も覚えている。僕としては『なんだって? あそこでやるの』という感じだったね」
ヤングブラッドは今年1月にリル・ヨッティーとのコラボレーションとなる“When We Die (Can We Still Get High?)”が公開されている。ヤングブラッドはテレビ東京系列ほか各種動画配信サービスで放送/配信されるアニメ『怪獣8号』のオープニング・テーマとなる“Abyss”を3月29日にリリースすることが決定している。
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