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プッシー・ライオットがTVオン・ザ・レディオのデイヴ・シーテックとコラボレーションした楽曲を公開している。

プッシー・ライオットは“Chaika”と題された抗議シングルをリリースしており、これはロシアの検事総長であるユーリー・チャイカについて書かれたもので、ユーリー・チャイカ検事総長は近頃、不正疑惑の対象となっていて、ドキュメンタリー映画でも取り上げられている。

楽曲と共に公開された声明でバンドは次のように述べている。「プッシー・ライオットは検事総長のチャイカとその家族、そして彼の事務所で働く高官たち全員への即時の調査を請求します。“Chaika”のミュージック・ビデオは、憲法を施工する高官が腐敗と殺人の輝くべき星となっているような国では生きていけないということを、みなさんに理解してもらう手助けになると思います。プッシー・ライオットは、わたしたちが怒りの声を上げ、ロシアをチャイカのような人間がこれ以上いない国に変えていくのを世界中の人々が応援してくれればと思っています」

楽曲は、フォールズやヤー・ヤー・ヤーズ、ビーディ・アイを手がけたデイヴ・シーテックがプロデュースしている。

“Chaika”のミュージック・ビデオはこちらから。

プッシー・ライオットはモスクワの教会でプーチン大統領への抗議のパフォーマンスを行い、世間の評判を集めることとなった。

バンドのうち3人のメンバー、マリア・アリョーヒナとナジェージダ・トロコンニコワ、エカチェリーナ・サムツェヴィッチはその年、事件を受けて逮捕されている。

エカチェリーナ・サムツェヴィッチは2ヶ月で釈放されたが、マリア・アリョーヒナとナジェージダ・トロコンニコワは1年以上にわたって勾留されている。

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