Photo: GETTY

スリップノットのパーカッショニストであるショーン・“クラウン”・クラハンは新しいインタヴューでドラマーのジェイ・ワインバーグが脱退した理由について言及している。

昨年12月、スリップノットはソーシャル・メディアでジェイ・ワインバーグが脱退したという声明を発表して、「進化していく」ために「クリエイティヴな決断を下し」たと述べていた。昨年6月にはキーボーディストのクレイグ・ジョーンズもスリップノットを脱退しており、ジェイ・ワインバーグは10年にわたってバンドに在籍していた。

ショーン・“クラウン”・クラハンはオーストラリア版ノットフェスのインタヴューに答えて、この脱退劇について言及している。

ショーン・“クラウン”・クラハンは次のように語っている。「新しいドラマーというアイディアについては興奮しているよ。そこにはたくさんの理由がある。混同してはいけない。状況がどんな感じだったかは関係ない。理解してほしいんだけど、バンドにいなければ悪い感情はないんだ。ただ我が道を行くということだよ。悪いことは何もなかった。言えるのはそれだけだよ」

「言えるのはスリップノットは前に進むのを決めたということだ。それが自分たちのしたことだよ。自分たちのしたことがすごく楽しみなんだ。懸命に取り組んでいて、それが新曲になったり、新しいマスクにあったり、新しいメンバーになったり、新しいアイディアになったりする。デビュー・アルバムの25周年もあるしね。200人とか、500人とか、700人とか、2000人とか、そういうライヴを考えているんだ」

新曲についてショーン・“クラウン”・クラハンは次のように続けている。「アルバムのための新曲とか、そういうものとしては見ていないんだ。楽しいことになると思うよ。何をやろうとしているのか、分かっていないところもある。分かっているのは、やりたいことをやるだけだね。だから、どうなっても無理強いはしないし、必要もないのに型にはめるつもりもない。でも、言えるのは素晴らしい時間を過ごしているということだよ。本当にマジカルなものができるはずだ」

「スリップノットというのはあらゆることが運命づけられているんだ」とショーン・“クラウン”・クラハンは語っている。「実現したら、みんなはいい気分になって、涙を流して微笑むことになるだろう。この現実において、いい気分になるなんてすごいことだからね。だから、みんなにいい気分になってほしいんだ」

先日、スリップノットはオンラインへの投稿で新ドラマーの存在を示唆している。

スリップノットは3月9日に折れた1本のドラムスティックの写真を投稿して、キャプションに「リハーサル」とのみ添えている。これによりジェイ・ワインバーグの後任ドラマーが決まったことが明らかになっている。

新ドラマーは発表されていないものの、誰になるかの憶測は数多く寄せられており、その内の一人が元セパルトゥラのドラマーのエロイ・カサグランデとなっている。先月、セパルトゥラは最後のワールド・ツアーに先立って長年のメンバーだったエロイ・カサグランデが脱退したことを発表している。

ドキュメンタリー『ボン・ジョヴィ:Thank You, Goodnight』をディズニープラスで見る 広告

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ