Photo: GETTY

ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストであるスラッシュはソロ・ブルース・アルバム『オージィ・オブ・ザ・ダムド』をリリースすることを発表している。

ギブソン・レコードより5月17日にリリースされる本作は日本ではソニー・ミュージックより5月22日にリリースされる。アルバムからはリード・シングルとしてハウリン・ウルフの“Killing Floor”が公開されており、AC/DCのブライアン・ジョンソンがヴォーカルで、エアロスミスのスティーヴン・タイラーがハーモニカで参加している。

“Killing Floor”のミュージック・ビデオはこちらから。

スラッシュは“Killing Floor”について次のように語っている。「“Killing Floor”は俺の大好きなハウリン・ウルフの曲のひとつで、若いギタリストだった頃の俺が夢中になった、アイコニックなブルース・リフのひとつがあるんだ。何らかの形でカヴァーしたいとずっと思っていたから、このアルバムがパーフェクトな手段になった。でもこのバンドでプレイして、しかもブライアン・ジョンソンが歌ってくれるなんて、当時は想像もしなかった成果だよ。ましてスティーヴン・タイラーがブルース・ハープを吹いてくれるなんてね」

ブライアン・ジョンソンは次のように続けている。「スラッシュに“Killing Floor”で歌ってくれないかと訊かれたときは二つ返事でイエスと言ったよ。俺が生まれて初めてのバンドで最初に覚えた曲のひとつだったんだ。アイツにバッキング・トラックを聴かせてもらったら、考えるまでもなかったしね。それにスティーヴンのハーモニカもものすごく熱い。スラッシュとのスタジオ作業は楽しかったし、俺たちはこの素晴らしい往年の名曲の良さを十分に表現することができたと思っているよ。最高だ」

アルバムにはその他、クリス・ロビンソン(ザ・ブラック・クロウズ)、ビリーギボンズ(ZZトップ)、イギー・ポップ、ポール・ロジャース、クリス・ステイプルトン、ゲイリー・クラーク・Jr.、デミ・ロヴァート、ドロシー、ベス・ハートらが参加している。

アルバムにはロバート・ジョンソンの“Crossroad Blues”、アルバート・キングの“Born Under a Bad Sign”、ウィリー・ディクソンの“Hoochie Coochie Man”といったスタンダードのカヴァーも収録される。

アルバムのトラックリストは以下の通り。

1. The Pusher feat. Chris Robinson (Vocal and Harmonica)
2. Crossroad Blues feat. Gary Clark Jr (Vocal, Rhythm guitar and Solo)
3. Hoochie Coochie Man feat. Billy F. Gibbons (Vocal, Rhythm guitar and Solo)
4. Oh Well feat. Chris Stapleton (Vocal)
5. Key to the Highway feat. Dorothy (Vocal)
6. Awful Dream feat. Iggy Pop (Vocal)
7. Born Under a Bad Sign feat. Paul Rodgers (Vocal)
8. Papa Was a Rolling Stone feat. Demi Lovato (Vocal)
9. Killing Floor feat. Brian Johnson (Vocal)
※Special guest: Steven Tyler (HarmonicaI
10. Living for the City feat. Tash Neal (Vocal)
※Special guest :Jenna Bell, Jessie Payo (Background vocals)
11. Stormy Monday feat. Beth Hart (Vocal)
12. Metal Chestnut

ドキュメンタリー『ボン・ジョヴィ:Thank You, Goodnight』をディズニープラスで見る 広告

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ