メタリカはスタジオ・アルバムの限定カスタム・カラー・ヴァイナル・シリーズの第2弾の発売が決定している。
今回、対象になるのはカヴァー・アルバムの『ガレージ・インク』、通算8作目の『セイント・アンガー』、9作目の『デス・マグネティック』、10作目の『ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト』となっている。
『ガレージ・インク』が4月5日に、『セイント・アンガー』が5月3日に、『デス・マグネティック』が6月7日に、『ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト』が7月5日にリリースされる。
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https://store.universal-music.co.jp/artist/metallica/
先日、メタリカは『セイント・アンガー』の楽曲が「フェンダー・プレイ」で公開されたことを受けて、同作のスネア・ドラムについて冗談を飛ばしている。
メタリカは『セイント・アンガー』に収録されている“Frantic”、“St. Anger”、“Some Kind Of Monster”、“The Unnamed Feeling”の4曲が「フェンダー・プレイ」で公開されている。「フェンダー・プレイ」はライセンスされた音源を聴きながら演奏を練習できるギター教則サイトとなっている。
2003年6月5日にリリースされた『セイント・アンガー』はベーシストのジェイソン・ニューステッドの脱退やジェイムズ・ヘットフィールドのリハビリ施設入りなど、バンド内に軋轢がある時期にリリースされた作品となっている。全米アルバム・チャートでは1位を獲得したが、批評家的には賛否両論でファンからも反発が起きていた。
『セイント・アンガー』の楽曲が「フェンダー・プレイ」で公開されたことを受けて、バンドは公式インスタグラムで自ら冗談を交えながら、それを告知している。「みんなの大好きなアルバムが今回フェンダー・プレイで公開されたよ。ギターの誇りを払って(スネア・ドラムについては別の日まで待たないと)、“Frantic”、“St. Anger”、“Some Kind Of Monster”、“The Unnamed Feeling”に取り組んでみてくれ」
『セイント・アンガー』のスネア・ドラムについてはラーズ・ウルリッヒのサウンドが悪評を買ったことが語り草となっている。2020年、ラーズ・ウルリッヒは同作のスネア・ドラムのサウンドについて次のように語っている。「100%支持するよ。というのも当時は、あれが正真正銘求めていたものだったんだ。自分の性格として常に先を見て、次のことを考えているんだ」
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