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ビーバドゥービーはジャック・アントノフが手掛ける『ニュールック』のサウンドトラックに提供した“It’s Only A Paper Moon”の音源が公開されている。

『ニュールック』はココ・シャネルといった有名ファッション・デザイナーが第二次世界大戦の恐怖を乗り越えていく様を描いたドラマとなっている。

“It’s Only A Paper Moon”はハロルド・アーレンが作曲し、エドガー・イップ・ハーバーグとビリー・ローズが歌詞を手掛けた1933年の楽曲となっている。しかし、一般的には第二次世界大戦期に知られるようになった曲で、ナット・キング・コール・トリオやベニー・グッドマンがカヴァーし、そして最も有名なのはエラ・フィッツジェラルドのヴァージョンとなっている。

“It’s Only A Paper Moon”の音源はこちらから。

ジャック・アントノフが手掛けるサウンドトラックは現代のアーティストによって20世紀初期から中期の曲をカヴァーした音源が10曲収録される。

これまでにフローレンス・アンド・ザ・マシーンによるヴェラ・リンの“White Cliffs Of Dover”のカヴァー、ザ・1975によるビング・クロスビーの“Now Is The Hour”、ラナ・デル・レイによるアーヴィング・バーリンの“Blue Skies”のカヴァー、ニック・ケイヴによるエディス・ピアフの“La Vie En Rose”のカヴァーが公開されている。

サウンドトラックはダーティ・ヒット傘下となるジャック・アントノフ自身のレーベル、シャドウ・オブ・ザ・シティからの第1弾リリースとなる。

『ニュールック』にはクリスチャン・ディオール役のベン・メンデルソーン、ココ・シャネル役のジュリエット・ビノシュを初め、メイジー・ウィリアムズ、ジョン・マルコヴィッチ、エミリー・モーティマー、クレス・バング、グレン・クローズらが出演している。

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