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アメリカ大統領選挙の候補であるジョン・ケーシックは、もし大統領執務室の座に選ばれたらピンク・フロイドを再結成させたいと語っている。

オハイオ州の知事である共和党のジョン・ケーシックは、党のなかでドナルド・トランプやテッド・クルーズと争っているが、ピンク・フロイドを再結成させるという計画が彼を優位にするのを望んでいるようだ。

CNNに語ったジョン・ケーシックは、ピッツバーグで観たピンク・フロイドの「ザ・ウォール」ツアーがこれまででお気に入りのライヴだと語り、ロジャー・ウォーターズについて「途轍もないアーティスト」と讃えている。

「もし大統領になったら、これを最後にピンク・フロイドに再結成してもらって、何曲か演奏してもらうようにやってみたいんだ」と彼は語っている。「アメリカは財政面でたくさんのトラブうを抱えているからね。彼らの作った“Money”という曲と共に始めてみたいんだ」

インタヴューの動画はこちらから。

デイヴ・ギルモアは2014年の最後のアルバム『永遠/TOWA』をリリース後、ピンク・フロイドは終わったとしている。

69歳を迎えたデヴィッド・ギルモアは、現在生き残っている2人のメンバー、ロジャー・ウォーターズとニック・メイソンとピンク・フロイドを再結成するのは「いかさま」であり、バンドは自然消滅したと語っている。

デヴィッド・ギルモアは、学生だったシド・バレット、ニック・メイソン、ロジャー・ウォーターズ、リチャード・ライトによってバンドが結成された1965年の2年後、1967年にピンク・フロイドに加入している。シド・バレットは、1968年に脱退し、2006年に亡くなっている。リック・ライトも2008年に亡くなっている。

一方、ロジャー・ウォーターズはピンク・フロイドの再結成について「問題外」と公式に語っており、最後のアルバム『永遠/TOWA』にも参加していない。

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