クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・ホーミはデイヴ・グロール、ベック、アークティック・モンキーズのマット・ヘルダースらを迎えて一夜限りのチャリティ公演を行うことを発表している。
ジョシュ・ホーミはチャリティ公演の詳細を公式ソーシャル・メディアで発表している。3月20日にロサンゼルスのザ・ベラスコで開催される「ジョシュ・ホーミ&フレンズ」は「病気や障害と闘うミュージシャン、レコーディング・エンジニア、その家族を支援するために2013年に発足した」スウィート・スタッフを支援するものとなっている。
コンサートにはザ・キルズ、ジェシー・ヒューズ、ビル・バー、セイント・ヴィンセント、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのドラマーであるチャド・スミス、ジャスティン・ウィルマン、サラ・シルヴァーマンらも出演する。
ジョシュ・ホーミは2023年のインタヴューで2022年にガンと診断されたことを明かしている。
『リヴォルヴァー』誌のインタヴューでジョシュ・ホーミは2019年のブロディ・ドールとの離婚を含め、最新作の制作期間は私生活で「多くのことを抱えていた」と語っている。
「これ以上悪くなることはないなんてことは言えない。そんなことは言えないよ。言うつもりもなかった。ただ、言えることは良くなっていく可能性はあるということだよね」とジョシュ・ホーミは語っている。
「ガンはこの興味深い時期のオマケでしかないんだ。こうしたことを経験できて、ものすごく感謝しているよ。振り返ると、大変なことだったけれど、自分をよりよくしてくれると思う。それがよかったよ。やりたことがたくさんあるんだ。一緒にやってみたい人もたくさんいるしね」
「感情の面で深刻な病を抱えていた。そのことを考えるのは問題ない。そうした気持ちを抱え込んで、落ち込んでしまうとよくないんだ。自分の人生でも最も暗い時期だった。でも、大丈夫だよ。心の痛みも、過ちも、いくつかの死も、自分が抱えている身体の問題も、こうしたことが起こって、自分のかつての生活は砕け散ったけど、砕け散った欠片で乗り出す船を組み立てることができた。そうした欠片から新しい人生へと船出していくんだ」
クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジは2024年のダウンロード・フェスティバルでヘッドライナーを務めることが決定している。
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