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フー・ファイターズのフロントマンであるデイヴ・グロールはU2がラスベガスのスフィアで行った最終公演を訪れていたことが目撃されている。

デイヴ・グロールは現地時間3月2日にラスベガスのスフィアで行われたU2の最終公演に足を運んでいる。観客が撮影した映像ではデイヴ・グロールがワインのグラスを手にしながら、“Beautiful Day”でシンガロングする様子を目にすることができる。他にもこの公演にはファースト・レディーのジル・バイデン、常々コラボレーションを行っているブライアン・イーノも会場を訪れている。

U2は2023年9月29日にラスベガスのスフィアでの公演を開幕させており、1991年発表のアルバム『アクトン・ベイビー』の全曲を演奏している。

最終公演にはダニエル・ラノワが参加したほか、録音されたクラウデッド・ハウスのニール・フィンの音源も使われている。『ヨシュア・トゥリー』と『アクトン・ベイビー』を共同プロデュースしたダニエル・ラノワは“One”の演奏に加わっている。U2は最近の公演で披露してきたクラウデッド・ハウスの“Don’t Dream It’s Over”もカヴァーしており、最終日はニール・フィンが遠隔で参加する形となっている。

また、U2はラスベガスのスフィアで最後の公演を行って、会場を訪れたラリー・マレン・ジュニアにボノは曲を捧げている。

U2はラスベガスのヴェネチアン・リゾートにあるスフィアで40公演目となる公演を行ったが、ラリー・マレン・ジュニアは背中の手術の療養中のため今回の連続公演には参加していなかった。

ボノは次のように語っている。「何年も前、マウント・テンプル総合学校の掲示板にメモを貼ってくれたのが彼だった。そうしてくれたこと、今夜来てくれたことに感謝しているよ。彼はものすごいスピードで回復しているんだ。愛しているよ、ラリー・マレン・ジュニア」

一方、デイヴ・グロールはセイント・ヴィンセントの新作『オール・ボーン・スクリーミング』に参加して、新曲“Broken Man”でドラムを叩いていることが明らかになっている。

セイント・ヴィンセントことアニー・クラークはデイヴ・グロールの参加について『NME』に次のように語っている。「曲の最初は静かな感じで始まって、この曲というのは山を登っていくような格好となっている。どんどんと大きくなっていくから。だから、必然的にこの曲には3人のドラマーが必要だった。最初は私のプログラミングで、2人目はマーク・ギリアナで、これ以上の高みはないという曲の最後ではデイヴ・グロールが入ってきて、向こう見ずな精神でもって限界まで持っていってくれるの」

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