マーク・ロンソンはフォリナーをロックの殿堂入りさせるためにポール・マッカートニーがFワードを発する動画を公開して話題となっている。
エイミー・ワインハウスの作品や映画『バービー』のサウンドトラックを手掛けたことで知られるマーク・ロンソンはフォリナーのメンバーであるミック・ジョーンズが義父にあたり、バンドとは近い関係にあることから、『ザ・トゥナイト・ショウ・スターリング・ジミー・ファロン』出演時にフォリナーを2024年にロックの殿堂入りさせる活動を行っていることを明かしている。
マーク・ロンソンは一般からの投票を集めようと、フー・ファイターズやレッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ガンズ・アンド・ローゼズ、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジなど、活動に協力してくれるミュージシャンの動画をまとめたものを作ろうとしているという。
「今年は全力を尽くすことに決めたんだ。フォリナーを一般投票でロックの殿堂入りさせてみようってね」とマーク・ロンソンは語っている。「ちょっとコネを使ったんだ。音楽を作っていく中で出会った人にはジャック・ブラックやデイヴ・グロール、スラッシュみたいにフォリナーのファンだという人がいたからね」
ザ・ビートルズのメンバーからも動画が届いたが、マーク・ロンソンはその内容には驚くことになったという。ポール・マッカートニーは動画で「Foreigner not in the Hall of Fame? What the fuck?(フォリナーがロックの殿堂に入ってないだって? なんてことだ)」と語っており、動画は唐突に終わっている。
「ポール・マッカートニーがこういう言葉を使うのを聞いたことがなかった」とマーク・ロンソンは語っている。「彼はナイトだからね。ポール・マッカートニーがFワードを投下する動画を初めて公開してしまう人間にはなりたくないよね」
この動画は早速拡散されることになり、ソーシャル・メディアでは様々なミームとして使われることとなっている。
一方、マーク・ロンソンはライアン・ゴズリングと共にアカデミー賞授賞式で映画『バービー』に提供された“‘I’m Just Ken”を披露することが決定している。マーク・ロンソンは“‘I’m Just Ken”を披露したい気持ちはあるものの、ライアン・ゴズリングがいなければやらないと語っていた。「ライアン・ゴズリングがやりたくなければやらないと思うよ」
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