カニエ・ウェストはアディダスから2億5000万ドルを求める訴訟を起こされていると語っている。
アディダスはカニエ・ウェストと提携してきたが、カニエ・ウェストの反ユダヤ主義的な発言を受けて2022年に提携を解消している。カニエ・ウェストは「事実ではない」として「反ユダヤ主義」という言葉が存在することを認めようとしなかったが、自身の発言で気分を害した人には謝罪している。
カニエ・ウェストは先日、アディダスとの提携が解消されたことを含めて「破産まであと2ヶ月」とも発言している。
今回、カニエ・ウェストはアディダスが彼に対して訴訟を起こしており、その一方で一緒に取り組んでいた「イージー」のフットウェア・ラインの偽物を販売していると主張している。
「アディダスとの間に何が起きているのか説明させてほしい。アディダスは許可していないフェイクの色展開をしているだけでなく、2億5000万ドルを求める訴訟を自分に起こしているんだ」
「俺の名前が入ったシューズを販売した代金も払っていない。あいつらは契約条項と50年のビジネス経験を利用して、アーティストをレイプしている。みんなの好きなアーティストを、みんなの前で白日の下にやっているんだ」
別の投稿でカニエ・ウェストはアディダスのウェブサイトに掲載されているシューズのスクリーンを投稿して、次のように述べている。「イェーを好きな人はこんな偽物のイージーは買わないだろう。こんな色展開はしていない。この支払いも受けていない。なのに、アディダスは俺を訴えているんだ」
「世間や有名人はTシャツや俺の帽子の色については言ってくるくせに、子どもを隠されたり、ヒーローの一人が『フォーチュン500』企業に現実にレイプされているのを見ても、何も言わないんだ」
「体制が続く限り、俺のアルバムは取り上げられ、俺のアカウントは凍結され、俺と仕事をしないように脅迫される。無許可の新しい350はダサいよな」
カニエ・ウェストは先日タイ・ダラー・サインとの待望のコラボレーション・アルバム『ヴァルチャーズ1』をリリースしている。同作には娘のノース・ウェスト、YG、プレイボーイ・カルティ、フレディ・ギブスらが参加している。アルバムは『ヴァルチャーズ』三部作の第1弾で、第2弾と第3弾は3月8日と4月5日にリリースされる予定となっている。
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