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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのベーシストであるティム・コマーフォードはドラマーのブラッド・ウィルクが示唆した解散についてバンドの現状は分からないと語っている。

先月初め、ブラッド・ウィルクは自身のインスタグラムでバンドがもう終わってしまったことを示唆する投稿を行っていた。

「多くの人がキャンセルされたレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのライヴの振替日程が発表されるのを待っていることは分かっています」とブラッド・ウィルクは述べている。「これ以上、みんなや自分自身を待たせておきたくはありません。今後あるかもしれないことについてコミュニケーションはありましたが、伝えたいのはレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(ティム、ザック、トムと自分)がもうツアーやライヴを行わないということです」

ブラッド・ウィルクは声明を次のように締めくくっている。「ライヴがあるのを待ってくれていた人には申し訳なく思います。私もそうなればと思っていました」

今回、ティム・コマーフォードは米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューでバンドの現状について分かっていないと語っている。

「僕には分からないよ。あのことには関わっていないんだ」とティム・コマーフォードは語っている。「僕はベース・プレイヤーだからね。誰かがどうすべきかを言ってくれるのを待っている。ブラッドはああ言ったわけだけど、彼は僕より一つ上なんだ。彼はナンバー3のスポットにいる。僕はトーテムポールの一番下なんだ。それが僕に言えることだね。僕はベース・プレイヤーなんだ。ベース・プレイヤーというのはいつもこういう件について最後に知らされる立場なんだ」

ザック・デ・ラ・ロッチャとトム・モレロはブラッド・ウィルクの投稿以降、バンドの現状について公の場でコメントしていない。

ティム・コマーフォードはバンドが続いていくことになれば、今後も参加したいとも述べている。「バットマンが何かをしに行かなければいけないことが分かるバットシグナルみたいに、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのサーチライトが雲の中に照らし出されたら、それが僕の生きる道だね。それが自分には最善だと思うんだ」

ティム・コマーフォードは現在、自身のプロジェクトである7D7Dに取り組んでおり、先日ニュー・シングル“Insignia”が公開されている。2022年12月、ティム・コマーフォードは前立腺ガンであることを公表して、その結果、前立腺ガンを摘出している。

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは2023年2月から「パブリック・サービス・アナウンスメント」と題された北米ツアーを行う予定となっていた。しかし、2022年10月にザック・デ・ラ・ロッチャがコンサートで負った怪我のために2023年のツアー日程をキャンセルすることを発表している。

2023年11月、ギタリストのトム・モレロはバンドを代表してロックの殿堂入りの式典に出席している。

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